たまに食べたくなる餃子、、、自分で作ったものもいいけど、家族が少ないと買ってきた方がお手軽と感じることがある。
お気に入りは宝永の音更ぎょうざで、もともと道東の小さな町、音更町の食堂で作られていた餃子だが、人気が出て今では有名な餃子になった。
音更ぎょうざは、一つが大きくて5個も食べたらお腹がいっぱいになる。
いつもたくさん焼きすぎてしまい無理して食べて、もういらないと思うのだけど、しばらくするとまた食べたくなる。
今は音更町まで行かなくても、札幌市内にある販売店で買うことができる。(大手の通販サイトでも売っているが、パッケージが違うので同じ商品なのかわかりません、、)
というわけで、音更ぎょうざを買いに行ってきたのだが、行く前に必ずすることがある。
それは冷凍庫の中を減らしてから買いに行くこと。一袋がけっこうな大きさ(1200g入り)なので、買ってきたはいいが入らないと最悪なことになる。
そこで今回はちゃんと一袋が入るスペースを確保してから買いに行った。
お店でぎょうざを買ってお会計しようとしたら、お店のおじさんに「ほかにいいかい?」と聞かれた。
実は餃子の種類は一種類だけではなくて、トウキビ入りなど美味しそうな餃子がいくつかある。
また餃子以外にも冷凍の加工品が置いてあるのだが、すべてが冷凍保存なのでいつも一種類しか買ったことはない。
「冷蔵庫に入らないから一つでいいわ」と言ったら「札幌の人は、みんな冷蔵庫に入らないって言うんだよね」とお店の人が言った。
「音更では、マグロ一本入るくらいのでっかい冷凍庫持ってる人が多いからさ、入らないってこと無いんだわ。(音更は)家族が多いからねー。八人家族なんてザラにあるから、冷凍庫もでっかいの持ってるんだわ」
音更は何度も通ったことがあるが、そんなに大家族が多いとは知らなかった。(もしかしたらお店のおじさんの周りだけということも考えられるが)
帰ってから夫にその話をしたら、「一家8人の大家族なんていいなあ」と羨ましそうに言った。
さらに「長男一家と一緒に暮らすと、大家族になって楽しいぞ」とまで、、、
その昔、我が家も7人家族で、たまに親戚が泊まりに来た時など一つ屋根の下に、11人が寝ているということがあった。
そんなことは、この先二度とないだろうけど、今思えば楽しいこともあったが、大変だという気持ちの方が多かった気がする。
でも夫が言う通り冗談とはいえ、たしかに長男夫婦、特に孫がそばに居る暮らしというのは楽しいだろうなぁと思う。
また祖父母のいる暮らしというのは、幼い子にとっては良いことだとも思う。
でもやっぱりお嫁さんには自分と同じ想いをさせたくないなと思う。
また自分自身も長男夫婦に気を使って暮らすより、気楽に暮らしたいという気持ちが強い。
だから夫には悪いけど、大家族の夢は無いかな、、どちらが良いのかわからないけど。
買ってきた餃子は、その日のうちに半分だけ食べて、残りは冷凍庫に仕舞った。
大家族なら一袋なんて一度で食べきってしまうのだろうなあ。
そして札幌は、一袋を一度に食べきれない家庭が多いということなのだろう。