あけましておめでとうございます。
今年のお正月はおめでとうございますという言葉を使いたくないほど、年初めからいろんなことが起きる。
被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
特に能登地方の地震による大きな被害は、居ても立っても居られない気持ちになって、今自分にできることはないのに、ネットやテレビのニュースで被災地の状況をずっと見ていた。
すると、どんどん気持ちが沈んでいく。
どこを探しても心が明るくなるような情報はなく、暗くなる情報ばかりで延々と見続けていたら、そうなるのも当たり前かもしれない。
ところで東日本大震災の時も被災地ではない人たちが、多く精神を病んだと聞いた。
当時、胃腸が丈夫なのが自慢の夫に胃の痛みが続き、何か悪い病気かもしれないと病院へ行ったら「東日本大震災以来、同じ症状の人が多いんですよ。精神的なストレスですね」と医師に言われたそうだ。
この時のことを思い出して、気持ちが暗く沈むほど見続けないようにしようと反省した。
ところで地震発生直後、Xを見ていたら家屋に閉じ込められている方々から救助要請のツイートをたくさん見た。
これらについてはニセモノのツイートも混ざっているので、拡散する時はよほど注意をしなければいけないと聞いたが、このような悲しい状況の中で唯一心が温まったのが、多くの返信のコメントだった。
コメントのツイートは、温かな励ましの言葉で溢れていた。
他人の不幸を我が事のように思って、一緒に悲しんでいる人たちがたくさんいることに、まだまだ日本は大丈夫だと思った。
人も国もこれからどんどん良くなって行くのだろう。
それを見るまで、なんとか生き延びようと思った年初めだった。