ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

梅仕事

2024-06-13 17:23:52 | 日記

今年は気象の影響で梅が少ないらしく、南高梅はこの10年でもっとも少ないそうだ。

春に市内の平岡梅園に行ったが、今年は1割くらいしか梅の花が咲いていなかった。

梅の不作は、全国的なのかもしれない。

例年なら七月になってからでも梅を買えるが、今年は店先に「今年は梅が少なく、売り切れたら入ってきません」という貼り紙がされていたのでさっそく買ってきた。

全部で7キロ。本当はもう少し欲しかったかな、、、

そのうち4キロは、赤しそを入れた梅干しにすることにした。

4キロの梅を塩漬けしたところ。

塩辛いのが苦手で、毎年塩分10%の減塩で梅干しを作っていたが、これはカビとの戦いで、昨年は二つの樽で作ったうちの一つにカビが発生してしまい、後からカビを取ったり消毒したりとけっこうな手間がかかった。

そこで今年は塩の量を14%にしてみた。たった4%の違いだが、防カビのための焼酎も入れなくて良いそうだ。

漬けて二日目。梅酢が上がって来たので、重しを半分にした。

重しは、もう乗せなくていいかもしれない。。。

そして残りの3キロは、「さしす梅干し」を初めて作ってみた。

「さしす梅干し」とは、さ(砂糖)、し(塩)、す(酢)で漬ける梅干しのことで、失敗が少なくて、お茶うけにもできるほんのり甘い梅干しだそうだ。

作りながら「えっ、こんなに砂糖と酢を使うの?」と思うほど、たくさんの砂糖と酢を使うが、残った液はピクルス作りや、すし酢としても使えるそうなので、来年はせっせと残り液を消費しようと思う。

甘いので子どもでもパクパク食べられるそうで、孫にも食べさせたいという下心有り。

さしす梅干し、どんな風に仕上がるのか、とても楽しみだ。

ちなみにこの写真では、梅がしっかり液体に浸かっていない為、後から二枚重ねにしたビニール袋に水を入れて梅に乗せた。

すると梅がしっかり液に浸かって安心。(水が漏れないかは心配だけど、、)

さしす梅干しのレシピです➡︎きょうの料理レシピ

梅仕事は、梅をよーく洗ったり、一つずつ竹串でヘタを取ったりと、数が多いほど手間がかかる。

時には「梅ジャムが食べたい」という家族の声もあると、更にたくさんの梅が必要になり、そのぶん手間もかかって面倒だと思うことも無きにしも非ずだが、基本的に梅仕事が好きなのかもしれない。

梅を見ると、手に取らずにはいられない。

来年はもっと少なくしようと思うのに、梅を見るとつい買ってしまい、家族から「梅ばばぁ」という失礼な名前をつけられてしまった。

梅は良しとして「ばばぁ」はやめて欲しいわ。ホントに、、、

せめて「梅おばさん」にして欲しい。

というわけで天日干しの時期まで、この状態で置いておきます。(普通の梅干しの方は、途中で塩で揉んだ赤紫蘇を加えます)

 


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