今週は旅行に行っていた。
行った先は仙台と山形。
山形は初めてで、宮城県は今回で三回目だが、仙台に行くのは初めてだった。
久しぶりの東北旅行だが、距離的に近いからなのか、言葉に共通点があるからなのか、なぜか東北はとても落ち着く。
まずは朝市へ行った。
市場好きなので、ここでは目の色が変わった(らしい)
観光客が多いので、高めの価格設定なのかと思ったら、そんなことはなくてむしろ安いくらい。
最近、価格が高騰していた野菜類がお買い得だし、いちごも安くて美味しそうだし、三陸産の塩蔵わかめもお買い得価格で美味しそうだった。
「これ持ち歩きで何日くらい大丈夫でしょう?」
わかめが欲しくて店員さんに聞いたら「この気温なら三日くらいですね」とのことだった。
あぁ仙台市内観光が最終日だったら、全部背負って帰ったのに、、、
後ろ髪をひかれながら、仙台を観光した翌日は山形へ向かった。
本当は出羽三山へ行く予定だったが、急遽予定を変更して熊野大社へ行った。
あらゆる命を生み出し育む「むすひ」の神様がいらっしゃる熊野大社。
1200年以上もの歴史があり、東北の伊勢とも言われているそうだ。
参拝者が奉納した風鈴が涼やかな音をかなで、とても気持ちの良い神社だった。
気持ちが良いと言えば、こちらも、、、蔵王温泉の大露天風呂。
硫黄の香り漂う長い階段を降って行くと、自然の中に大露天風呂がある。
掛け湯だけで洗い場はないが、強酸性の硫黄泉が皮脂も洗い流してくれるそうだ。
頭に手ぬぐいをのせてお湯に浸かっていたら、旅の疲れも吹き飛ぶようだった。
まだまだ良かった場所はたくさんあるのだけど、長くなるのでこの辺にして、、、
ところで最終日、飛行機の時間には少し間があったので、空港近くの名取市へ行って来た。
名取市は、東日本大震災の時の津波で、大きな被害を受けた町。住民の一割が、犠牲になられたという。
メモリアル公園にある慰霊碑に刻まれたお名前を一つ一つ見ていたら、どんなに怖かったことだろうと思う。
今一度、あらためて防災を考えなければいけないのかもしれない。