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少子化の進む日本ではありますが、箕面市の小中学校では、児童生徒数はまだ微増しています。
ただし、国全体でいえば、少子化は進行中であり、その影響は子育てにも当然の影響があります。
家庭のなかで、子どもの数が少なければ、親の目は行き届きます。
戦後のベビーブームから様変わりして、ここから子どもを大事にしすぎるという問題が出てきます。
また、とかく関心が他者よりも、自分に向きやすいという社会状況があるなかで、おとな自身が自分のことにばかり関心が向き、子どもに無関心になる場合には、いわゆる「放任」となりがちです。
最近では、子どもを大事にしすぎるか、放ったらかしにするかの、両極端に分かれる傾向にあるのが子育て事情のようです。
ここでは、ときに大事にしすぎることについて、触れていくことにします。
子どもを大事にすることは、子育ての基本中の基本であることは言うまでもありません。
ただし、大事にしすぎることは、さまざまな弊害を生みます。
大事にしすぎることは、ある意味で子どもを甘やかしているとも言えます。
すべてにおいて子どもをかまいすぎて、学習や習いごと以外はさせないようになると、それ以外のことができない子になってしまうことが多いものです。
そもそも、子どもはさまざまな能力を秘めています。表にあらわれていないだけかもしれないのです。
人の役に立つ、「ありがとう」と感じる、人に対して優しいところ、責任感がある、芸術的資質をもつなど、さまざまな力をもちます。
そのような力を外へ引き出して、伸ばしていくのが教育の役割でもありますが、子育ての役割です。
だから、その子のために、大事にしても、大事にしすぎることは避けていきたいのです。
子どもを大事にする→ make much of a child
子どもを大事にしすぎる→make much of a child excessively
excessivelyを避けたいのです。