箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

きっとできるよ

2019年02月21日 08時35分06秒 | 教育・子育てあれこれ


昨日と今日の2日間、朝の登校時に三中生徒会のメンバーが、西南小の校門に立ち、朝のあいさつ運動を行いました。

これは、三中校区子ども会議で、児童会と生徒会合同でできる活動を考え、発案されたものです。

西南小の児童の登校に合わせ、児童会と生徒会が「おはよう」と声をかけます。

集団登校で登校してくる子どもたちは、あいさつに対して、あいさつで返します。

「おはようございます」の一言だけですが、この一言の意味は大きいと思います。無言で通りすぎるよりも励ましのメッセージとなることがあります。





さて、子どもを励ますことについては・・・

子どもを励ますことは、失敗を怖がってチャレンジをしないといういまの子どもに必要な声かけです。

そして、外国につながる子どもが増えている日本の学校という状況をみたとき、子どもを励ます言い方は、英語でどう表現するのかを考えてみます。

「きっとできるよ」は、You can do it.

「やってごらん」は、Try it. となります。

試しに、おそるおそるやってみたら、2回目はもっとうまくできるようになります。

「今度はもっとうまくできるよ」は、You can do it better this time.

これは、仕事や子育てなどの場面でも使われる定番表現です。

「きっとうまくいくことを確信しているよ」は、I'm sure you can do it.

「あなたにはやれる力が本当はあるのだよ」は、I know you can do this.

確信をもって励まされると、人は「よし、やるぞ」と意欲が湧いてきます。

(本文後半は、『讀賣新聞』2019年2月13日号の「河谷隆司の侍イングリッシュ」より引用しました)