本日、全日本中学生管打楽器ソロコンテスト関西大会が、大阪音楽大学ミレニアムホールで開かれました。
近畿(大阪・兵庫・京都・和歌山)の中学生99名が出場しました。
箕面三中から、3年女子生徒1名が出場しました。
彼女は、フルート演奏で、去る2月2日のソロコンテスト大阪府大会で、上位に入賞して、今回の関西大会出場権を得ました。
そして、演奏曲は、フルート・ソナタ 第1楽章アレグロ・マリンコリーコ(F.プーランク作曲)でした。
第1楽章の表題の「マリンコニーコ」は、英語のmelancholy、日本語の「憂鬱」 (ゆううつ)という意味です。
憂鬱というと、なにか重くるしい、湿っぽいイメージを持ちます。
しかし、彼女が奏でたのは、もっと乾いたような軽やかさでした。そのように、私は感じとりました。
短調と長調をおりまぜて、なにか解き放たれるような旋律に惹きつけられました。
演奏後、本人は、「やりきった感があります」と、コメントしてくれました。
その結果、優秀賞を受賞しました。