Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

地デジ

2009-09-13 22:02:19 | おっ、と思ったこと
うちが地デジ対応になったのは、今から半年ほど前。
画面の大きなテレビになったことにのみ感動していた時期は過ぎ、
「番組をレコーダーに録画してみよう」と、WOWWOWで放送されたフランス映画を貯めまくり、録画しただけで安心し、見ていない映画も数本ある現状で、つい先日ドイツ映画「我が教え子ヒットラー」を録画しました。

第二次世界大戦末期、ドイツ敗戦濃厚、というか決定的な1944年年末にヒトラーに演説の方法を教えたユダヤ人のお話です。フィクションです。
私がこの映画に興味を持ったのは、ユダヤ人教授をウルリッヒ・ミューエ氏が演じていたからです。
善き人のためのソナタ」」で主演を演じアカデミー賞も取った彼。すでに故人です。

実際にこの映画を観る前は、この映画はシリアスな内容だと思っていたのですが、いえいえ、違いました、コメディです。
ヒトラーの苦悩をカリカチュアです。

映画の原題は「Mein Fürer」マインフーラー(?)ドイツ語なのです。スイス出身のフランス語の先生に正確な発音を聞いてきたのですが、忘れています(汗)
で、意味は「我々のリーダー」のだそうです。日本語のタイトルは「我が教え子ヒトラー」なのに。

ドイツの人々にとって、ヒトラーをここまで戯画化して扱ってよいのでしょうか?確かにおかしい映画だけど、素直に笑っちゃっていいんですか?と微妙な評価だったらしいです。
フランス語の先生が「Je ne l'ai pa vu(この映画観てない)」っておっしゃるので、それならDVDにダビングしてこの次にもってってあげましょう・・・とおせっかいな生徒心。

HDレコーダーにある「我が教え子ヒトラー」をDVDにダビングしようと思ったら、挿入したディスクがだめらしい。
CPRM対応っていうのが必要らしいのです。
Content Protection for Recordable Mediaの略がCPRMです。
略される前の言葉を知っておくと、略語を覚える助けになりますねぇ。


そうか、普通のカラのDVDじゃだめなんた・・・と遅まきながら気づいた私は、家電量販店へ行き、CPRM対応のDVDを買って、ダビングしました。
(ちなみに、DVDにダビングしてしまうと、HDレコーダーの中のこの映画に関するデータは消えてしまうのですね。つまり、コピペではなく、切り取り貼り付け状態になるのですねぇ)

そして、そのディスクをPCに入れて再生しようとしたら「不明のファイルのため開けません」と・・・。
ムムッ!!!!と焦り、HDレコーダーに入れて再生したらOKでした。

機械に翻弄されぎみですが、こうしてひとつひとつ覚えていくのですね。