Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

目いっぱい

2009-09-19 10:31:44 | 映画
今日から連休です。
連休といっても特別になにをするわけでもなく、仕事もほんのちょこっとしつつ、DVDでも観よう、と思いつつ。
昨日金曜日は目いっぱい動いたので、今朝は少々緩いムードで。
しかし、体脂肪と体重を量ったら、その数値はわたしを奈落の底に 突き落としたのでした。 

昨日は、午前中お仕事、午後はお買い物に映画 、そしてフランス語レッスンという目いっぱいがんばった日でした。

今日の写真に何気なく写っていますが、行って来ました。
(本当は何気なくではないことは、皆さん百もご承知ですね!パスカルを撮る 振りして、お店の袋を撮りました)

ÉCHIRÉ MAISON DU BEURRE。
はいはい今回もクロワッサンは売り切れ、しかし焼き菓子を買って帰ってきました。入店整理をされている女性スタッフの方にお聞きしてみました。

「クロワッサンは何時ごろ売り切れますか?」
「本日は11時でございました。一番最初に並ばれた方は8時40分にいらっしゃいました」 
「1日に何個、クロワッサンを作っているのですか?」
「200個でございます」
「どうしてもっと作らないのですか?」
「材料のバターが十分に輸入できないものですから、申し訳ございません」

エシレってバター屋さんではありませぬか! 
バター屋さんでバターが足りないなんて。 

これは飢餓感をあおる手段に違いない。
あと半年もすれば、お昼過ぎに行ったって、クロワッサンは余裕で買えるようになっているのではないでしょうか。 

さ、マドレーヌを買い終わりÉCHIRÉ MAISON DU BEURREを出たのが2時20分。映画は40分からです。
このまま歩くか、それとも東京駅まで戻って一駅電車に乗るか・・・迷いましたが
電車のほうがラクチンでしょうと、2秒後には東京駅に向かって歩き、電車に乗って移動し映画館についたのは35分。あらかじめネットでチケットを購入してあったので、劇場入り口の発券機でチケットを発行してもらいすんなり中へ。

観た映画は、ココア 版シャネル(笑)いえいえ「Coco avant Chanel」でございます。
1883年生まれ、1971年に亡くなったんですね。
ということは二つの世界大戦を経験されたということですね。
孤児となり、ナイトクラブで歌手として働いていた彼女、そこである男爵と知り合い、彼を頼っての生活を始めてみるも、もともと上昇志向のあった彼女はいつまでも男爵の「連れ」「飾り」「愛人」でいることに満足できるはずもなく、徐々に才能を現し、彼女の才能を理解してくれる友人にも恵まれて、まず最初は帽子屋さんになるんですね・・・・
途中、結婚を考える相手も現れるのですが、相手は交通事故で・・・ これはまるでエディット・ピアフとマルセル・セルダンを彷彿とさせます。

でも、この映画の中で、私が一番好ましいと思った登場人物は、バルザン男爵です。なんだかんだとぶつかり合いながらも、彼女がもともと持っていた資質や才能を形にするきっかけを作ってくれた男性です。演じた俳優さん(Benoît Poelvoorde )も役柄に合っていましたし。
この人のお名前、なんて読むの?ブノワなに?読めません。ポールヴォールドゥでしょうか、などと思いつつバイオグラフィを読んだら、ベルギーの方でした。
そうそう、ベルギーの方のお名前って母音が続くことがよくあります。
わたしの知り合いにはVaartenという方がいらっしゃいます。
そういえば、歌手のパトリシア・カースもPatricia Kaasですね、怪しい!!(←何が? )