花、着物、時々ハンドメイド

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半幅帯の結び方 カルタ結び

2015-08-10 06:52:41 | 着物

帯結びのバリエーション。

とてもわかりやすい。

しめた感じは締め付け感が全然ないのにとても安定していて緩んでこない。

もたれても大丈夫。

レパートリーが増えました。

半幅帯の結び方 カルタ結び


九条の会醍醐九周年記念講演会

2015-08-10 06:01:33 | お出かけ

 8月9日(日)弁護士の毛利崇さんを講師に「集団的自衛権」についての学習講演会。

交通費とコピー代をいただければどこにでも行きます、とおっしゃっていました。

最初に文化企画でシンガーソングライターのあべひろえさんの演奏と地元のSさんのアコーディオン演奏。

 

その後に毛利さんのお話。

集団的自衛権と個別的自衛権…。

尖閣に中国が攻めてきたらどうなる。

北朝鮮のミサイルがアメリカめざして打ち上げられたら日本の上空で…。

いろいろな疑問にズバリ答える内容でした。

まずは領土問題。尖閣に…。

 とれる手段は集団的自衛権云々を抜きに3通り。

 Ⅰ 世界で5番目くらいの力を持つ自衛隊が対処。(これは個別的自衛権。)

 Ⅱ 国連に助けを求める(集団安全保障)

 Ⅲ 安保条約に基づいて米軍に頼む

 

国際法上、攻め込まれての自衛のための戦争も違法行為、

但し、国連が動くまでのあいだがんばるのは除く、という事だそうです。

 

北朝鮮からアメリカ本土に向けてのミサイルが打ち上げられた場合、

日本の上空は通らない。地球は平面ではないから。

そして、もし「北朝鮮、日本の仲良しのアメリカになんてことするの」、

と日本が北朝鮮に武力行使をして、

あの国から報復のミサイルが日本に向けられたら

6分で日本に到達。

避難する暇もない。

日本海側の原発にミサイルが撃ち込まれたら

日本は直ちに人間が住めない状況になるよ。

戦争が起きない状況を作る努力の方が大切でしょう。

などなど、わかりやすい話でした。

 

ところで1945年から70年間、アメリカに攻め込んだ国はありませんでした。

(その前もパールハーバー以外はなかったんではないかしら)

9.11は他国が攻め込んだのではなく、テロという犯罪行為でしたよね。

アメリカ軍が他国に行って恨みを買うことはいっぱいありましたけれど…。

 

今年は戦後70年。また何年か経って戦後100年って言えたらいいね。

 

  

安保条約、貼り付けておきます。

たった10条だけど文字ばかりの文章はそれだけで読む意欲が・・・。

***

(外務省ホームページより転載)

日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約

PDFはこちら PDF

 日本国及びアメリカ合衆国は、
 両国の間に伝統的に存在する平和及び友好の関係を強化し、並びに民主主義の諸原則、個人の自由及び法の支配を擁護することを希望し、
 また、両国の間の一層緊密な経済的協力を促進し、並びにそれぞれの国における経済的安定及び福祉の条件を助長することを希望し、
 国際連合憲章の目的及び原則に対する信念並びにすべての国民及びすべての政府とともに平和のうちに生きようとする願望を再確認し、
 両国が国際連合憲章に定める個別的又は集団的自衛の固有の権利を有していることを確認し、
 両国が極東における国際の平和及び安全の維持に共通の関心を有することを考慮し、
 相互協力及び安全保障条約を締結することを決意し、
 よつて、次のとおり協定する。

第一条
 締約国は、国際連合憲章に定めるところに従い、それぞれが関係することのある国際紛争を平和的手段によつて国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決し、並びにそれぞれの国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎むことを約束する。
 締約国は、他の平和愛好国と協同して、国際の平和及び安全を維持する国際連合の任務が一層効果的に遂行されるように国際連合を強化することに努力する。
第二条
 締約国は、その自由な諸制度を強化することにより、これらの制度の基礎をなす原則の理解を促進することにより、並びに安定及び福祉の条件を助長することによつて、平和的かつ友好的な国際関係の一層の発展に貢献する。締約国は、その国際経済政策におけるくい違いを除くことに努め、また、両国の間の経済的協力を促進する。
第三条
 締約国は、個別的に及び相互に協力して、継続的かつ効果的な自助及び相互援助により、武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を、憲法上の規定に従うことを条件として、維持し発展させる。
第四条
 締約国は、この条約の実施に関して随時協議し、また、日本国の安全又は極東における国際の平和及び安全に対する脅威が生じたときはいつでも、いずれか一方の締約国の要請により協議する。
第五条
 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
 前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従つて直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執つたときは、終止しなければならない。
第六条
 日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際の平和及び安全の維持に寄与するため、アメリカ合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される。
 前記の施設及び区域の使用並びに日本国における合衆国軍隊の地位は、千九百五十二年二月二十八日に東京で署名された日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定(改正を含む。)に代わる別個の協定及び合意される他の取極により規律される。
第七条
 この条約は、国際連合憲章に基づく締約国の権利及び義務又は国際の平和及び安全を維持する国際連合の責任に対しては、どのような影響も及ぼすものではなく、また、及ぼすものと解釈してはならない。
第八条
 この条約は、日本国及びアメリカ合衆国により各自の憲法上の手続に従つて批准されなければならない。この条約は、両国が東京で批准書を交換した日に効力を生ずる。
第九条
 千九百五十一年九月八日にサン・フランシスコ市で署名された日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約は、この条約の効力発生の時に効力を失う。
第十条
 この条約は、日本区域における国際の平和及び安全の維持のため十分な定めをする国際連合の措置が効力を生じたと日本国政府及びアメリカ合衆国政府が認める時まで効力を有する。
 もつとも、この条約が十年間効力を存続した後は、いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意思を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行なわれた後一年で終了する。

 以上の証拠として、下名の全権委員は、この条約に署名した。

 千九百六十年一月十九日にワシントンで、ひとしく正文である日本語及び英語により本書二通を作成した。

日本国のために
 岸信介
 藤山愛一郎
 石井光次郎
 足立正
 朝海浩一郎

アメリカ合衆国のために
 クリスチャン・A・ハーター
 ダグラス・マックアーサー二世
 J・グレイアム・パースンズ

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