お昼頃から思い立って寺社めぐり。
まずは、今まで門前を通過するだけだったえびす神社。
松下幸之助さんが寄進した「財布塚」がありました!
北野神社遙拝所を見つけました。
牛がなでられてピカピカ。
この方向に北野神社があるんですね、きっと。
明治41年に奉納された絵馬。
次はお向かいの禅居庵(建仁寺の塔頭)。
たくさんの狛猪が迎えてくれました。
なぜイノシシなの?
チラシには上のように。
ここも、普通にお参りできる時間に来たのは初めてです。
近くにあった廃校になった小学校、看板の字に味があります。
ここから五条天神社に向かいます。
天神社と言っても菅原道真をまつっているのではないそうで、
昔は天使社と言ったそうです。
秀吉が変える前の旧五条通、今の松原通と、西洞院通に面していました。
まつられているのは、3神。
スクナビコナ、オオクニヌシ、アマテラス(主神は少彦名命)。
秀吉がこの神社の鎮守の森に道を通したと言うことで
「天使突抜町」との地名になったとか。
歴史を歩く、いいかも。
常駐の宮司さんがいるのかいないのか、今日は誰もおられなかったけれど。
帰宅途中、コイン駐車場を見つけたので、前から気になっていた養源院へ。
三十三間堂の東側、赤十字血液センターの並びにあります。
ここは関ヶ原の合戦に先立っての伏見城攻防で
徳川方が負けて自刃した、その伏見城の遺構を使った寺院です。
血天井は北区の源光庵にもありますが、ここ養源院では「これが**のあと」など説明があるのが怖い。
俵屋宗達の杉戸絵や襖絵は見応えがありました。
美術の本ではおなじみですが、実物はいきいきしていてすてきです。
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台風21号の影響。
養源院のヤマモモの木が無残な状態に。
こんもりと大きく茂っている以前の姿が、上の写真。
それがこんなふうに。
花脊や雲ヶ畑と比べたら電気は通じているし、ましなんでしょうが、
こんな大木がやられてしまって。
その他、境内の木々も折れてしまっているのが多く、庭師さんが入っていました。