お昼から思い立って高山寺までドライブ。
そう、鳥獣戯画の高山寺です。
高山寺は774年(なくよ鶯平安京より古い!)に開かれた寺を
鎌倉時代の1206年に明恵(みょうえ)上人が後鳥羽天皇からこの地を与えられ「高山寺」と称したとの事。
携帯をもっていくのを忘れたので、写真はなし。
写真の代わりにパンフレットのコピーを載せておきます。
ナビに案内させて、五条通から大宮通、御池通を西に天神川通を北に、と
162号線を通っていきました。
途中電光案内で「中堂寺坊城で工事」、
後院通(大宮通から千本通にむかう斜めの道)の現場を通ったら、
なんと!
「市電の軌道敷を取り除く工事」。
廃線になって何年になるんでしょう、
この間、後院通は軌道敷の上にアスファルトを貼った状態だったわけなの?
ビックリです。
福王子交差点から北に進んでいくと、だんだん町外れになっていく感じ。
沿線の紅葉もきれいでしたが、山の紅葉も
「赤や黄色の色さまざまに」水の上ではありませんが、
山の緑と赤、黄色がパッチワークのようにきれいでした。
栂尾のバス停横の市営駐車場(11月は有料ですって)に停めて、裏参道から登っていきました。
国宝となっている「石水院」(鎌倉時代の建物)、建物もお庭も小さいんですが、
高雄の山を借景に、静かでゆったりと過ごせます。
展示されていた「小犬」、パンフレットから写真を。
ガラスの目玉がはいっていて、どの方向から見てもこちらを見ているように見えます。
おもしろい!
境内、石の階段があるのに、
階段の上に柵がしてあって進めないところがあって、なんだろうな、と思っていたら
そこは石水院が昔あったところだとのこと。
大木の切り株が多くて、ちょっとした広場のようになって、明るい日差しがしっかり届くようになっているところがありました。
新しく植樹も多くされていて鹿害よけなのか、根元から幹がネットで覆われてました。
これはもしや一昨年の台風21号のせい?
杉の大木やカエデなど、前から生えていた木々は根元の方には枝や葉がなく、
木の上辺あたりに葉がついている状態。
これって深い森の木の生え方じゃないの?
太陽を求めて上へ上へ。
などと、以前はもっと木々がうっそうとなっていたんじゃないかと推測してしまいました。