バージニア労働者

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多忙で迎えたこの日

2011年07月24日 | アメリカ生活

私事で申し訳ないが、先日7月23日土曜日はわたくしケイエスの誕生日であった。

前年とは比べようのない忙しさで迎えたこの日。
金曜日からの出来事をダイジェストで書き記しておくことにする。


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<7/22 金曜日>


この日は誕生日イブだったから、予想もしていなかったが
デスクに到着すると数々の誕生日プレゼントに迎えられた。





まるで町内会の運動会を思わせた去年のデコレーションはなかったにしろ(その模様はココをクリック)
私を『Wow!!!!』と言わせるには十分であった。

その朝は、同僚がバースデーブレックファーストを用意してくれており、
朝食が終わると今度はバースデーケーキまで用意してくれていて、Happy Birthdayをみんなで歌ってくれた。

ケーキには1本のローソクが立っており、火気厳禁の会社であるにも関わらず、
そっと火を灯してくれて
「早く早く!願いをこめて吹き消して!」
と言ってくれた。
『願いはやっぱり世界平和でしょう。』と言ったら、「そんなのみんなに言わんでえーけん
内密に頭で思って、警備員が飛んで来んうちにさっさと火を消してや!」

と急かされた。

『みんなが幸せでいられますよう』と、そっと祈って、火を吹き消した。


キューブを行き交う人が、足を止めて一日早い誕生日への祝いの言葉を言ってくれる。


私はなんて幸せなんだろうと、有難く思った一日であった。




その日は大変な猛暑で、退社したころの気温は38℃、体感温度はなんと53℃であった。

私は夏生まれだからこんなこと言うのもなんだが、なんと暑い季節に生まれたことだろう。
母も昔からずっと『あんたはね、すっごい暑い夏の日に生まれてね 云々...』と語り続ける。




この角を曲がったら家があるというストリート。

家の前にハニバニの車が止まっている。どうしてガレージに車を入れないんだろう。

不振に思って車を進めたところで、私は顎が太ももまで落ちたんじゃないかと言うほど
びっくりした光景を見た。


うちの前庭には大きな木が2本立っているが、そのうちの一本の25%が倒れて
Drive Wayと呼ばれるガレージに繋がるスペースを完全に遮断しているのだった。











細い幹なのに枝がたくさんついていて、葉っぱもたくさんついていた木だから
重みで大丈夫かなと、前々から心配になっていた木だった。

この木は寿命がだいたい15年という、木にしては信じられない短命なことで知られている。

うちにはチェインソー(ノコギリ)なんてものがないし、なんと言っても体感温度53℃である。

そんな中作業をしたら熱中症でイカレれしまう。

しょうがないので業者に電話して来てもらった。

若いにーさんはこの暑さにもかかわらず、たった一人で倒れた木をキレイに小さく切断していき
「明日掃除に伺います」と爽やかに立ち去った。


若いにーさんの仕事ぶりを見守るフリちゃん


請求金額は350ドルであった。


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<7/23 土曜日>


誕生日をこんな出来事ではじめることになるとは全く予想だにしていなかった。

私はなんと朝4時20分からずっと起きていなければならない羽目になる。

実は前の晩、ちょうどベッドに入る直前のことだったが、
ミディがトイレに行って、またすぐにトイレに戻るので不振に思い猫砂を見たら
小さな液体を残して立ち去った後だった。

その時嫌な予感がしたが、前にもそういうことがあり、それでも次の日は普通だったので
私の思い過ごしだろうと思い眠りに落ちて、
4時20分に目が覚めたらミディが寝室で一心不乱にお尻を舐めているところだった。

ため息で私は起き上がり、彼女のお尻を恐る恐る見てみると、
真っ赤になっており、これ以上キレイなお尻はないでしょうというぐらい痛々しい。

よく見ると、少量のおしっこがポトポトとこぼれ落ちる。

結局それからずっと彼女の股間からこぼれ落ちるおしっこを拭くために
ペーパータオルを持って追い続け、狂ったように股間を舐める彼女に
何もできない事実を悲しく思った。

幸いだったのは、おしっこに血液が混じっていなかったこと。


7時半になって、獣医に電話し、その朝の10時に予約がとれた。


さすがに疲労したミディが眠り始めて、
それを見た私にも疲労で睡魔が急にやってきた。


それから少しの間、ミディの体の隣で私も眠った。



彼女がお尻を舐め続けるのでもしかするとまた肛門炎かと思ったが、
診察してもらったら肛門のその袋は空ということが判明し、今回もまた前回2月と同じく尿道炎であった。


薬をもらって昼に飲ませたら、それから彼女が股間を舐めるのがピタリと止んだ。

おしっこも普通に出てくるようになった。

薬の効果の偉大さを思い知ったのだった。


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昼からはやっと休日の風情を取り戻したケイエス。


そういえば誕生日の1週間前に素敵なプレゼントが日本から届いていたのでここで紹介したい。



まずはヒロコちゃんから頂いた日本のアイシャドウ。

毎年バースデープレゼントのリクエストを聞いてくれるので今年もアイシャドウをお願いし、
色は彼女に任せた。

素敵なブルーと水色のセットと、もう一つはティールブルーとパール系ホワイトのセット。


これでまた毎日のメイクアップが楽しくなること間違いなし。

ヒロコちゃん、ありがとう!!!


それから、ここの定番コメンテーターのりんちゃんから頂いた品物の数々。



小さい箱だったのに、中から出てくるわ出てくるわ。

品物の一つ一つにコメントが貼られていて、彼女からの愛をひしひしと感じるケイエス。

今回は彼女の幼馴染さんも私のためにサザンのCD(6枚も!)をコピーしてくれたとういう。

幼馴染さん、ありがとう!!!!



ところで昨年の彼女からの品物の記入欄に『Fish Slice』(魚の切り身)とあり、
それらしき物を探したが見つからなかったことがあった。

なんと今年もまた記入されているのに入っていなかった物があるので紹介したい。




『Source』(源)

りんちゃんから届く物は本当に奥が深い。


りんちゃん、今年も大いに笑いました。本当にありがとう!!!!



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さてさて、その夜はハニバニにイタリアンレストランに連れて行ってもらった。

本当はDCの日本料理屋がよかったが、さすがに猛暑だし、朝からもうヨレヨレになっていたこともあって
近場にしてもらった。

「誕生日だから、やっちゃえ」と勢いでオーダーしたアップルマティーニ。



朝からヨレヨレでお疲れな日だからこそよせばよかった。

なんとふた口で私の世界は回転を始めた。

もう楽しいなんてもんじゃない。

とにかく、ぐるんぐるん。

ハニバニが心配そうに「だからやめとけって言ったのにー。」と何度も言う。





メインコースについてきたこのスパイシーソーセージのレンティルスープが
激しく辛く(スパイシーと言うほどなので辛くて当然)、こんなのを食べ続けると
アルコールがすばやく体内を回ってそれこそぶっ倒れそうだったのでハニバニのサラダと交換した。



私は前回と全く同じのPasta Ramboを注文し、



ハニバニはシーフードカンテリーニを注文した。





締めくくりはハニバニが私に内緒で(実は彼が目の前で注文していたのに
私はすっかり陽気な酔っ払いだったので忘れていた)頼んでくれたティラミスのお祝いデザート。

ローソクもお店の人が立ててくれた。






しかも誕生日だったので、ティラミスはレストランからのプレゼントにしてくれた。


陽気な酔っ払いは、心をこめて、ここでも『みんなが幸せでいられますように』とこっそり祈って、
それから『アルコールは私はやっぱりダメだわ』としみじみ思った41歳の誕生日。



ハプニング続きだったけど、今年も無事に年を重ねることができた。

この年になると、自分の誕生日を鬱陶しく思う人もいるが、実は私もちょっと前までそうだった。

だけど、誕生日を迎えるって本当に素晴らしいことなんだよ。

無事にまた誕生日がやってきたんだから。

世の中には自分の誕生日を迎えたいと思いながら、
その願いが叶わなかった人だっているでしょう?


だから自分の誕生日は、心の底から感謝して、祝おう。




素敵な誕生日をありがとう。
ミディもまた元気になってよかった。
私の知っている人がみんな元気でいてくれて、私はうれしい。



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私はこのバースデーウィークエンドで
体重が10キロ太ったような気がするほど食べまくっていました。
「誕生日だし」と堂々と言い訳して食べることが許されるのもまた
誕生日の醍醐味なのです。



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