バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

あれから一年

2012年03月11日 | ALL ABOUT JAPAN

早いもので、東北大震災から1年。


大震災が起こっても各地で地震がずっと多発していたものだから
あれからもう1年過ぎたという事実がちょっと信じがたい。


ここのブログでも言ったことだが、私は去年3月に大きな募金をした。


それから夏ごろまで、最初の募金金額に比べたらすずめの涙ほどであったが
わずかながらサポートできればと、募金を続けた。


さて3月10日、土曜日の夜。


私が最初に募金をしたアメリカン赤十字から、あれから1年、日本はこんなに元気になりましたという
メールが送られてきた。


確かに復興は目に見えてピッチをあげているが、
日本が抱えている復興への問題は計り知れないと思う。


東北が復興に向けて頑張っていても
日本は誰もが知る地震大国で、この先、もしかしたら考えているよりもすぐに
また別のところで大地震が起こらないとも言い切れない。


考えればキリがないほどの不安が頭をよぎるが
ニュースなどで日本人の底力や、他人同士を助け合う様子、それから被災された人の笑顔を見ると
ちょっと言葉に表わせないほど、こちらが幸せになるから不思議だ。




そういえば幸せ、について。


たくさんの人があの日(3月11日)を境にして人生観が変わったと言う。


私はここ、アメリカにいるからか、人生観は2001年9月11日で変わっている。


朝、「いってきます」と出かけた家族が二度と帰ってこないかも知れないこと。


何の変哲もない平凡な毎日の生活がどんなに贅沢なことかということ。


今日一日、与えられた生活の空間がどんなに大切かということ。




例えばね、今私は仕事が面白くなってきたけど、その産物というか、
忙しさも倍増になってきたわけだ。


驚くことに、もうすぐ新しいプロジェクトもやってほしいと言われている。


毎日、毎週、毎月決まった仕事をやるだけでもかつかつなのに
毎日必ずと言っていいほど予想外のレポート作成の要求が入ってくる。


同僚や上司には内緒にしていることだが、私は密かに週末の土曜日または日曜日
数時間職場に行き、日ごろ十分に出来ていない仕事を補充するために数時間仕事もしている。


たまに思うんだよね。


「なんなのこの生活は...」って。



だけど結局そういう愚痴やら文句は仕事があるから言えるわけだし。


家に帰れば普通に可愛いお嬢らがいて、楽しいハニバニもいる。
とりあえずみんな健康で、笑いに満ちた生活がある。


私が愚痴る仕事のことなんて結局大したことないじゃん...と。


大したことない。


大したことない。


そう思うと、辛い仕事でも「しょうがないな」と思えてくるから精神力ってのはすごいなと感心する。


それにね、


そういう大変な仕事をやり終えたときの達成感って本当にスバラシイわけだ。


あの気持ちの高揚ぶりが忘れられないから、仕事もやめられない。


なんだかちょっと麻薬に似た感覚かもしれない。





話がなんだかそれてしまったが、
何が言いたいかというと、とにかく平凡な一日でも普通に生活できるぶん、かなり幸せだっつーこと。


毎朝、普通に目が開いて、眠たいけど仕事行きたくないけど、でも


今日も生きてる!


つーことね。


感謝、です。





明日は月曜日。


こちらはサマータイムになって、日照時間が長くなっても私はまだ暗闇の中出勤する。


職場についても6時まではフロアはうす暗く、デスクの灯りを頼りに仕事をし





職場の窓からコーヒー飲みながら日の出を迎えるシュールな日。





それでも仕事がある。



頑張ろ。


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