バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

印象深い夢を見た

2015年01月11日 | アメリカ生活

今日本当はブログを更新する予定はなかったのだけど、今朝とても印象に残るすごい夢を見た。

色彩なんてHDどころの騒ぎではないぐらい鮮明で、夢の中でさえ私は『おぉぉぉ』と感激してしまったほど。

目が覚めてからもその余韻でぼんやりしていたぐらいだ。

忘れたくない夢だったのでここで簡単に書き留めておくことにした。


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私はどうやら家に帰りたいようだったが、どこをどう間違えてしまったのか、帰る道順がわからなくなってしまった。

見慣れない街の名前と景色ばかりが続く。

車を運転していないようだったので、私は徒歩で帰ろうとしていたらしい。

手元に地図があったが、自分がどこにいるのかもわからなかった。

通りすがりの男子学生に声をかけて、現在地を教えてもらった。

地図の左下のほとんど地図から外れてしまいそうな場所にいた。

そこを地図にしたがって、まっすぐ北上するといいと教えてもらい歩き始めると、商店街に出てきた。

今度はその辺のお店に入って、もっと詳しく道を聞いてみようとしてふらりと入ったのが、畳屋。

そこの店主らしい女性を見たときに、なんだか懐かしい気持ちがして、初めて会ったのに安堵したのを覚えている。

彼女が「家に帰るのだったらもうタクシーに乗り込んで、連れて行ってもらいなさい。」というので

その女性が言っていたタクシー会社まで行くのに、別のタクシーに乗り込んでいた。

そのタクシーの運ちゃんが声が大きく、よくしゃべる男だった。会話は覚えてないが、私は笑っていたと思う。

目的のタクシー会社でおろしてもらい、今度は家までつれて帰ってくれるというタクシーに乗り込んだ。

女性の運転手だった。とてもおとなしそうな、髪が肩まである、どちらかというと私ぐらいの年齢。

なんと乗り込んだタクシーの後ろを、数分前に乗っていた例のよくしゃべる運ちゃんが運転したのだが、

声がものすごくでかいため、彼の声が響いていた。

私の乗ったそのタクシーは山道に入っていく。こんな道が『道路』として成り立っているのが不思議になるほどの

全く人の手が入っていないような道。

雨が降ったあとのようで道のところどころでタイヤがぬかるみにはまってしまった後がわかる。

その時に見た草木のみどり色と茶色がものすごく鮮やかで、何度も何度も見入った。

『沸騰した塩水に入れた瞬間に色がぱっと変わるような鮮やかさだ。』と、はっきり思った。

その山道の傾斜がものすごくて、ああ、この車はもうこの坂は上れないだろうなと心配しかけたら

いきなりその女性運転手が『上れない坂なんてない』といって、思い切りアクセルを踏んだら

みごとに上れてしまった。

びっくりした。

その後も信じられない傾斜の上り下りが続いたが、彼女が思いっきりアクセルを踏んで上ってしまう。

『上れない坂なんてない』と言った彼女の言葉を反復しながら私は、そっか、人生ってそうあるべきなんよね

と、彼女に出会えたことに感動して大きくため息を吐いた。




...ら、目が覚めた。



目が覚めてもその感動が大きくて、あの緑色の発色やら、会話やら、上り下りの傾斜の酷い道をずっと思い出していた。

夢だったのに、私を目的地まで届けようとしてくれたその女性に何だかものすごく感謝した。

思い出してみると、私は数人に道を尋ね、そのつどその誰かに助けてもらってた。



なんかもう感謝で気持ちが一杯になった日曜日の朝だったのでした。


今日はもうしばらくはこの夢の余韻に浸って、また明日から仕事頑張ろうと思います。



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今夜は玄米と、間違ってオーダーしてしまった辛口の麻婆豆腐とエビチリ。
おかげで暖まりましたよー。




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いつもありがとう。
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