バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

家族は増えなかった

2009年09月03日 | アメリカ生活
高校の時から常に一緒につるんで遊んでいた友人がいる。

仕事から戻って郵便受けを覗いたら
彼女から残暑見舞いのハガキが入っていた。

そこに、同じくして一緒につるんでいた別の友人に
お盆で実家の広島に帰ったときに偶然会ったということが
書かれてあった。

最後に彼女と交信があったのは
3~4年前で、二人目を産んだ...ということは知っていたが

ハガキをくれた友人によると、
なんと彼女は3人目を授かっていたようだ。

「リュックを背負ってずんずん歩いてゆく彼女は
まるで肝っ玉母さんのようでした。」

と、記述している。

ふーん。彼女が3人の子持ね。

でもよく考えてみると
そのハガキをくれた友人も3人の子持ちで、

私の別の友人も3人の子持ちだ。
よくよく考えると私の友達で3人の子持ちだって言う人、
けっこういるかも。

日本は本当に少子化問題で悩んでる国なんですかね

と問いたいぐらいだ。

でもね、まあね、

私ぐらいの年になると、子供が3人ぐらいいたって
おかしくない年だからね。

でもいつのまにみんなお母さんになってったんだろう。

たまにハニバニと私の若き頃の写真を一緒に見たりするのだけど

女の子の大体9割近くは、すでに母だ。

彼女らが出産して子育てで忙しくしてるとき
私は何をしていたのだろう。

仕事して

遊んで

食べて ぶっ

自由奔放に生きてきたというのが手っ取り早い。

人によっては私、こんな生活を続けていていいのかしら
など考える人もいるだろうが、

ま、人それぞれ、合った道ってもんがあるだろうし
ってのが私のやり方、考え方だ。





でもね。






実はつい先週、うちにも家族が増えるかもという予感があったんですよ。




って書くと母が「おぉぉ!」って喜ぶかもしれないから
さっさと説明しておく。


妊娠はしとらんよ


実はね、
こないだからうちの庭に迷い込んできた
ヒマラヤンかラグドールみたいなゴージャスな猫なんだけど、

なんとその猫、恐ろしくフレンドリーで
困っちゃうほどキュートな猫でね。


まさにこんな感じ。でも瞳は紺碧のブルー。

しかももっと困ったことには
その猫、前足の爪を全部抜く手術していて
こんなんじゃ外を徘徊してて他の猫にでも攻撃されようものなら
絶対勝てんじゃん?

そんな猫を外出させるペットのオーナーって
よっぽど馬鹿としかいいようがないねって言いながら、
もし次の日もうちの庭に居座るならば
このまま保護して飼っちゃおうかって話に発展した。

こんな可愛くて武器を持ってない猫を
どうして放っておけようか。

しかしうちにはすでに2匹の猫がいる。
そのうち1匹は老猫で、突然猫を増やしてストレスを感じさせるとすれば
それは彼女にかなり申し訳ないことだ。

しかも、もう1匹は自分をプリンセスだと勘違いしてる猫で
いきなりの新入りを、可愛がるだろうなんてことは絶対無く、
ましてやその新入りには武器がないわけだから
逃げ足でも速くない限り、あっと言う間にそのプリンセス
攻撃されるだろう。

翌日。

彼女の姿が見えないと思ったら
何も知らない隣人のシーラがシェルターに「持ってった」ということを
知った。

そのシェルターは、期日が来てももらい手がなければ
処分してしまうという、

私が一日でも早く、消えてなくなればいいと思う施設だった。

慌ててそのシェルターに電話すると

なんとその猫、すでに

指名手配中

だったようで、旅行中にペットシッターを頼んでいたその飼い主の弟が
うっかり逃がしてしまい、
飼い主が発狂状態で探していた猫だということがわかった。

おぉ。

一時は腰が抜けるかと思うぐらいドキドキしたが
すぐに安堵に繋がった。

良かった。
危機一髪だったね。

引き取り手がなければ、うちで保護しなければ
後ですごい後悔するだろうというところまで来ていたので
とても安心した。

家族が増えるなら、まず名前だねって言って
「ソフィーにしよう」
などという会話までできていたのが、今となっては笑える。

プリンセスは私だけよ

と、フリスキーが後ろでにやっとしたような気がした。

************
猫っていいよね~。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。



コメント (8)    この記事についてブログを書く
« 晩夏に散る夢 | トップ | お届けものは想定外 »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
方向性が・・・ (りん)
2009-09-03 09:45:17
今後の方向性が「目指せ!肝っ玉母さん!」になったかと思った(爆)

猫。。。。良い!!いいよね~♪
画像の猫みたいな感じなんて。。。チョーカワエエ。
でもよかったですねぇ~家族が居る猫で。。

話はそれるんだけど・・・フリスキー
実は、なぜかフリちゃん=オ・ト・コ・ノ・コ!ってイメージがついちゃってて。。。
今日、改めて「そうよ、プリンセスよね。。。」なんて勝手に納得(爆)
”いい加減覚えろよっ!”って猫パンチくらいそうだ。。。


返信する
Unknown (やまちゃん)
2009-09-03 16:53:21
こんにちは!
しずおかどうぶつセンターではきぼうしゃにゆずりわたすどうぶつがいないそうです。
訪問してきた子供たちががっかりしているそうです。
ペットを飼う人たちのマナーがこうじょうしたせいかな?
いじょう日本静岡市より ”a report  information”
返信する
Unknown (528)
2009-09-04 04:31:58
私の友人も、すっかり子持ちな母だらけです。やばい、私もとっとと母仲間に入れてもらわなければ・・・、な~んて、今頃になってようやく考え始めたとこです。
もし私が、今からめでたく妊娠することがあっても、モロ高齢出産(汗)やばし。

一方、職場には、大量のハイミス達(死語)がバリバリ充実して働いていて、こういう生活も捨て難い・・・。働いていたら、あっという間にこの歳になったっていう彼女らは、一様に優秀で美しいですわ。

肝っ玉といえば、このまえ街で友人と待ち合わせしてたら、なんと友人は2歳の子を豪快に肩車して、のしのしと登場したよ。びっくらこいた。
2歳の子がそれを熱烈希望したんだろうけど、でも髪バっサバサで肩車してくる豪快さに、「母は強ぇぇぇー」と関心した(びびったとも言う)ョ。子供が機嫌いいなら、髪ばさばさでもOKだね。

ところで、隣人のシーラさん!!
期日がきても飼い主が見つからなかい場合には、もちろん再びシェルターに迎えに行ってくれるおつもりだったんでしょうね!?!
このシェルターの中で、他から病気をうつされる場合もあると聞きます。何はともあれ、飼い主が見つかって良かった良かった。
ミスった飼い主の弟さんも、半殺しにされることなく命拾いですね。良かった良かった。

あー、またコメントが長い、長すぎる。ケイエスさん、私は荒らしじゃないよ~~っ?
返信する
りんちゃんへ (ケイエス)
2009-09-04 09:12:24
いや~、どうもワタクシ、自分自信の中に『母性本能』っつーのが欠けているようで、
自分が肝っ玉母さんどころか、マザーになるっていう像が描けない(爆)

りんちゃんはどう?

実はね、フリスキーは毎回獣医に連れて行くと、『How is HE?』って聞かれる(涙)
オンナノコなんですけど...
アメショってがっちりしとるけー男の子みたいかな。
本人はキラキラのプリンセス気取りなんですが。

ちなみにフリスキーの前のアメショのペプシも女の子だったけど、
やっぱり「How is HE?」って聞かれた(爆)
返信する
やまちゃんさんへ (ケイエス)
2009-09-04 09:17:10
えええええええええ!!!???
そんなスバラシイ施設が日本にはあるんですか!?
いいな~、憧れちゃいますね。
全ての動物管理施設がそうだったらいいのに。
施設によっては処分しなところもこっちには増えつつありますが、
まだまだ充分でないのが現状です。
あと、一日も早くこの世から無くなればいいものの中に「ペットショップ」があります。

a report informationをありがとう!!!
返信する
528さんへ (ケイエス)
2009-09-04 09:24:39
やっぱり子供を産んじゃうと子供が優先になりますからね、
自分の髪が乱れるとか化粧が充分にできないとかってのは
問題ではなくなるんでしょうね。
自分を美化させるよりも子供の笑顔を見たいってのが先なのでしょうね。

自分を捨てきれないケイエスは、この先母になることはまずないでしょう(爆)

私もね、シェルターに連れて行かれたって聞いて、健康状態とかを心配しましたよ。
あの猫は仔猫だし、あの容姿プラス性格なので、新しい飼い主が見つかるのも時間の問題だと思っていたけど、
それでも不安だったな~
カレンダーに「公開日」を記入して、毎日ウェブサイトで彼女をチェックして、引き取り手がなければうちで引き取ろうと思ってましたもん。

でも結局危うく命拾いしたのはその猫ではなく、飼い主の弟でしたね(爆笑)

長いコメント、いいんだってば♪
528さんからのコメントいつも楽しく読んでますから!
返信する
母性 (eririn)
2009-09-05 09:37:52
お久しぶりです(読んでますよー(^^))。

私は、もっと母性がゴザイマセン(キッパリ)。なので、子供もおりませんが、あまり欲しいと悩みもせず過ごし、すでにアラ50真っ只中でゴザイマシテ、悩む必要も無くなりました(笑)。

日本の少子化ですが、ケイエスさんのお友達のように3人とか、中には4人5人と居る人も結構居るのですが、その一方で、一人っ子や子供の居ない家も多いし、独身率もかなり高くなっているからだと思います。
ちなみに私の友達には、子なし夫婦と独身がタンマリおります(類友?)。

日本は、先日の選挙で政権交代が実現し、その中には、子供が5人いるお母さん議員も誕生しました。子育て支援や教育にも頑張っていただくことが、少子化に歯止めをかけることになると期待していますが、どうなることやら。
珍しく真面目なコメントでした(^^;。
返信する
eririnさんへ (ケイエス)
2009-09-06 03:41:49
んま~eririnさん!お元気でしたか?
お久ぶりですね♪

そうですか、eririnさんにも母性本能がない(笑)のですね。
私ね、ずっと昔読んだ本に、「連続殺人鬼には、DNAの中の何かの細胞が普通の人とは違ってプログラムされている云々」っつーのがあって、それならば、私みたいに母性が全く沸いてこないのはそれはそれで他の女性とはプログラムが違うのだろうと思い始めていたのです。
まあ、殺人鬼と母性本能のなさを同じレベルで考える私も私ですが、無いもんは無いんです。
ところが動物に関しては、「守ろう」という気持ちがとても強いのでDNAのプログラムも複雑なんだな~って思ったりして。

日本もこれから少子化問題に歯止めがかかるといいですねえ。

コメントどうもありがとうございます!
読んでいただけるだけでもうれしいのに♪
返信する

コメントを投稿

アメリカ生活」カテゴリの最新記事