秋になって花が減りましたので、掲載するものも実が多くなっています。写真のように黄色い5mm程度の実が綺麗についています。黄色い実を付けることから「黄実のガマズミ」といわれるようです。通常の赤い実がなるガマズミと同属ですが、品種が異なると記述されています。5月26日に掲載したとおりですが、花は4-5月頃白い小さな5弁の花が咲きます。小さな花が集まって湾曲した面状に咲きます。学名は「Viburnum dilatatum Thunb.ex Murray f.xanthocarpum Rehder」と銘板に記載されていました。北海道から九州にかけて分布するスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木です。赤い実も綺麗ですが、紅葉の時期に黄色い実は目立ちますね。写真は近くの大学の農場脇の遊歩道で10月中旬に撮影しました。
札幌へ行っておりました。札幌市内でも紅葉が始まっていました。まだ盛りではないようですが、紅葉が進んで綺麗になっています。雨模様で、少し靄がかかっているため、鮮明度が少し落ちています。旧道庁の赤レンガを背景に見た景色もまた良いかなと思って掲載してみました。藻岩山も急速に紅葉が始まっていました。大雪山系などの標高の高いところでは紅葉はもっと鮮やかですが、札幌の街の中心街でも紅葉が始まっています。各地で紅葉前線がだんだん南下してきて、これから紅葉狩りをしながらの秋の散策を楽しむのもいいですね。この短い紅葉のシーズンが過ぎると、いよいよ白銀の世界ですね。