つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室で展示されていました。九州、山口県に分布し、「Arisaema kiushianum」、サトイモ科テンナンショウ属の多年草(球根)です。小ぶりの仏炎苞は黒紫色に白の鮮やかな模様をつけており印象的です。写真は5月12日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室で展示されていました。中国南部地域原産で、「Pinellia cordata」、サトイモ科の多年草(球根)です。淡緑色の仏炎苞でその中に肉穂花序があります。名前の通り、葉には半夏のような白い模様があり、とても良い香りがします。この植物は、葉の上にムカゴをつけることでも知られています。写真は5月12日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室で展示されていました。説明によれば、本州~琉球列島、朝鮮半島南部、台湾などに分布し、「Arisaema ringens」、サトイモ科の多年草です。仏炎苞は、紫を帯びた緑色で、白い縦のすじが入っています。この仏炎苞の形が武蔵国の武士が乗る馬具の鐙に似ているとして名づけられたものです。写真は5月12日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯雨林温室で咲いていました。純白の花弁が鶴が群れて飛ぶように見え、熱帯雨林植物の中では幻想的に見えます。ラン科エビネ属の多年草で、わが国では小笠原諸島、九州南部~沖縄諸島に分布し、中国南部からインド及びオーストラリアなどの熱帯地域にも分布するようです。写真は5月12日に撮影しました。