つくば実験植物園の森の中には、あちこちに「ムラサキシキブ」が生育しています。前ページの「コムラサキ」が色濃くなる頃に、「ムラサキシキブ」は色づき始めます。写真のように枝の先端の方に小さい実が集まっており、紫色に色づくと可愛くてきれいに見えます。コムラサキをムラサキシキブと誤認している人も多いので、両方の違いを見て比較してください。
つくば実験植物園で見かけました。長い穂状の花茎に白い花(ほんのり桃色)をつけていました。花茎が紅色に見えることから遠くから見ると薄紅色に見えます。白い花は白い蝶が飛ぶようにも見えることから、「ハクチョウソウ」という別名があります。