11月中旬の筑波山周辺の光景です。里山で梨や柿・りんごなどの果樹が生産されています。夏から初夏にかけて美味しい梨が取れ、盤種になると赤く色づいた柿が最盛期を迎えます。毎年この風景を見ながら道路脇で売っている柿を頬張るのが楽しみです。
園芸店で購入して数年になります。紅葉したような葉は年中見られますが、朱色の花が咲き周囲も紅葉し始める秋になるとその存在感をますような気がします。湿度が多すぎるのを嫌うようですから、南向きの軒下で植えています。たまに凍結する冬場もなんとか無事に生き残り毎年綺麗な姿を見せてくれます。春先に枝を切って挿し木をすると夏場に元気に大きくなります。
1997年に日本で作出された輝くような剣弁高芯咲の朱色(内側は黄色)の大輪のハイブリッドティーローズ(HT)です。四季咲きでほんのり香りを楽しむことができます。写真は10月12日に茨城県フラワーパークで撮影したものですが、花の終わりの時期で、色がやや赤くなっています。
1989年に日本で作出されたフロリバンダローズ(FL)です。10月中旬に撮影したもので、ほとんどが散っている状態でしたが、まだ一部薄紅色の中輪の美しい花を見せてくれていました。花びらの枚数も少ないですが、なんとなく魅力のあるバラです。
1993年に米国で作出された駐輪の美しいフロリバンダ(FL)ローズです。花弁の色は、咲き始めの頃は鮮やかな赤い色ですが徐々に変化してローズピンクになるように感じます。四季咲きで枝いっぱいに咲き、ほんのり香りがします。
筑波実験植物園で撮影しました。この木も紅葉が美しいことで知られています。ツツジ科の落葉高木で、北米が原産です。写真は11月15日に撮影しました。バラの花の紹介が長くなったので、季節の花を載せるのを忘れていました。晩秋の紅葉など3題をご覧頂きました。
毎年この紅葉を見るのが楽しみです。筑波実験植物園の入口付近の大木が見事に紅葉します。7cmくらいのはが地面に落ちていますが、これがまた何とも美しいので病みつきにになります。あちこちの公園にも植栽されていますからご覧になった方も多いと思いまっす。写真は11月15日に撮影しました。
筑波実験植物園の晩秋の風景です。入口の近くに黄葉が美しいイチョウがあります。11月の中旬になって黄色が美しくなってきました。つくば周辺の街路樹もこの時期になると急激に街路樹が色付きます。11月の末になると残念なことに木枯らしが吹いてせっかくの美しい葉を飛ばしてしまいます。初冬に入ると枝だけが残った落葉樹がいかにも寒そうに見えます。
1963年に米国で作出された八重咲きのフロリバンダローズ(FL)です。花びらは外側が白色で内側はクリーム色をしています。多花性の四季咲きの香りのよいバラで、米国の独立戦争で米英軍が戦い、独立を勝ち取る契機となった戦場の地名をこのバラの名称にされています。