世界らん展日本大賞2016で撮影した見事な長生蘭‘金宝’です。葉の外側が緑色で内側は淡い黄金色でとても特徴があります。長生蘭は古来薬用に使われてきた東洋ランで、我国では中部地方以南に分布しているとのこと。その長生蘭の中でもこの「金宝」は葉が美しいので、観葉植物としての価値も高いのでしょう。写真は2月13日に撮影しました。
今年の日本大賞に輝いた作品です。凛としており見事ですね。パフィオペディラム・エメラルド・フューチャ「ギャラクシー」と題されていました。黄色い花の上部が緑色をして徐々に色が変化するように見えるグラデーションが美しいと思います。
世界らん展日本大賞2016が今年も東京ドームで開催されました。撮影した花など全部は多すぎるので、一部をご覧いただきます。最初は、会場入り口に圧倒的なインパクトを与えていた数多くの胡蝶蘭でディスプレイした「冬の花火」と題した展示でした。数年前までは個々のランの花を中心とした展示会でしたが、ここ数年ディスプレイ展示が主流となって、蘭の花ごとに花の香りや咲き方などを鑑賞する愛好家にとってはやや不満の残る展示になっています。写真は2月13日に撮影しました。
茨城大学農学部に隣接する遊歩道周辺でアセビが小さい美しい花を咲かせていました。つつじの仲間で香りが良い花です。和名は、この植物が有毒成分を持ち、馬が食べると足をふらつかせるということに由来するようです。この成分を利用して殺虫剤とすることもあると記されています。写真は2月23日に撮影しました。
茨城大学農学部の構内にあるヤエカンヒザクラの蕾が膨らんできました。紅色がとても美しい八重の寒緋桜で、開花とともに花が重いので、項垂れるようになります。写真は2月23日に撮影しました。おそらくあと数日で開花すると思います。