鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

霊能者の手相

2016-08-12 00:19:08 | 占術
 
猛暑は、少し勢いが弱まった感じもするけれど、まだまだ暑い。

暑いけれど、日の出は、遅くなり、日の入りは、早くなってきているようで、夏もフィナーレ・・・という気がしている・・・そんな気がするだけだけれど。


ヴェランダに出て、風に当たっていたら、油蝉が、バタバタ羽音を立てて飛んできて、フェンスに止まった。

こんなに至近距離で、油蝉を見たのは、子供の頃以来だと思いつつ、ジッと、ヤツを観察してみた。

丸ぁるい真っ黒な目、飴色(・・・透明じゃないけれど)っぽい褐色の羽。

ヤツは、鳴き方も煩いが、飛び方もなんだかギコチナイし。色からして、暑苦しい。

オモイッきり鳴き出したのには、閉口だ。
蝉でさえ、ワタシを無視する気なのだろうか・・・まあ、虫だけに無視ってか・・・(思いっきり、滑りました)。

折角、夕風が立ち始め、涼しさを味わっているのに、ホンの20センチ先に、油蝉とはな・・・。

油蝉で思い出したのだけれど、怪獣?というか異星人?というか、どっちに分類されるかは、わからないけれど、バルタン星人というのがいるけれど、私は、今日まで、その形状は、ザリガニだと思っていた(・・・イヤ、実際は、バルタン星人なのだが・・・)。

でも、どうやら、蝉が、モデルらしい・・・。

ウルトラマンもバルタン星人も、少しも、強そうにはみえないのだが・・・。


別段、変わった日でもなくて、単に、蝉に遭遇した・・・ってだけの話で、スミマセン。

さて。そんなこんなで、蝉に遭遇したあと、YouTubeで、霊能力者に多い手相という動画を発見。

霊能力のあるひとに、現れるという手相を紹介していた。


①親指の第一関節に目のような形をつくる線がある仏眼

②人差し指の付け根に弧を描くようにカーブする線があるソロモンの輪

③感情線と頭脳線の間に掛る線が、運命線に交わる神秘十字

④頭脳線の先端が長く、月丘と呼ばれる場所にカーブしている

⑤小指の長さが、かなり短い・・・または、その逆で、薬指くらい長い?(諸説あるようです)


これらが、全て、揃っていると強力な霊能があるらしい。


ややや・・・???②と⑤以外は、全部、クリアしているではないか・・・ワタシ。

勘も鈍いし、幽霊なんて、みたことなし(・・・っていうか、会いたくないし)。

霊能力・・・限りなくゼロに近いんですが・・・・。

まあ、何事にも例外ってのは、あるようで。




インド占星術~春は、モラトリアム???

2016-03-27 16:15:21 | 占術

その昔。
西洋占星術のホロスコープを、本を見ながら、本の巻末に出ている惑星運行表などを見ながら、手計算してみて、恵まれた星の下には、生まれていないとオボロゲながら、わかった。

幸運なんて、無縁なチャートだ。

四柱推命も全くダメだし・・・。

いろいろな占い本などを見て、やはりどうも、宜しからざる・・・らしいと思っていたら、その通りらしい。
認めたくないが、大筋では、当たっているのかもしれない。

これも昔だけれど、或るインド占星術師に、

『20歳代前半までは、そうですねぇ・・・どうも、人前にでるという感じではなくて、隠棲していた。イナカなどに引っ込んで、静かに暮らしていたというか、病気療養的な生活をしていたような星の配置ですかね?』

と言われたことがあって、たしかに2年間は、自宅で、療養生活の延長みたいな生活をしていて、良く言えば、モラトリアムだった。就業もしていなかったし(アルバイトは時々していた)。

インド占星術では、公務員だとか、仕事一筋だとか・・・そんなふうに、解読できる星めぐりであるらしい・・・?

・・・真面目に勉強して、公務員とか、教員になれれば、ソコソコ良い人生だったのかもしれない。
(しかし、公務員や教員になるには、人並み以上の頭脳でないと、試験には受かりませんから、まあ、無理ね)

そんな訳で、再び、モラトリアムになった。いつまで、続く・・・このモラトリアム。

いや・・・モラトリアムって、響きはいいよね(最近では、『おそ松さん』ブームで、働かないニートを、モラトリアムと言っているから、ちょっと意味合いが違うかもしない。学生などが、就職をする前に、期限つきで、自分探し?みたいなことをする時期という意味合いが強いようだ)。

このトシで、モラトリアムを気取って(・・・というよりは、そうせざるを得ないし事情があってのことだけれど)いても、単なる馬鹿である。

人生残り時間も・・・あまりない現在で、モラトリアムだと?

今更自分探してどうなる?

モラトリアムという言葉から、学生運動だとか、ニューエイジだとか・・・あくまでイメージだけれど、1960年代後半から、1970年代前半の・・・所謂、若者が、なにか、得体の知れないエネルギーを社会に向かって爆発させていた時代に、ひっそりと隠棲しているのがモラトリアムのイメージだけれど、その時代、私は、まだお子ちゃまだったから、本当の意味でのモラトリアムを知らない。

あの頃は、世界中の若者が、煮えたぎっていたような気がする。
あのエネルギーを、今の若者は、持っていない。個人の時代なんだという。

スマートフォンがあれば、一日中、部屋の中で、過ごせるし、不自由しない。

もしかすると、全員、モラトリアムなの?都内で電車にのっていると、対面する座席の10人中8人は、スマホを操作中で、なにやら恐ろしい気がする。

見知らぬ集団の中に、個々の世界があって、他の仮想世界に繋がっていようとしている。

違う世界に繋がっていながら、やってることは、皆同じ・・・。

不思議な光景を見ることができる。





春分~運気のボラティリティ

2016-03-20 12:12:12 | 占術

本格的な春の始まり。
西洋占星術などでは、今日が1年の始まり・・・というか、今日の星巡りで、一年を占うなんてことも・・・。

私は、占いのセンスがないから、自分自身を占ってみても、サッパリ当たらないし、プロの占い師の方に見てもらっても、特に的中した・・・とかいうこともなくて、鳴かず飛ばず、低めダラダラ、奈落の下にまだ奈落、未だ地獄の5丁目・・・あたりと言った感じで、ようするに、普通のひとが、運が最高に良いのが、数値で表すと『10』で、最低が、『-10』であるならば、私の場合は、最高が『0』で、最低が、『-7』あたり・・・といった具合で、もって生まれた運気の幅が、もともと低いようだ。
世間並の幸運を期待してはいけないのかも・・・と、常々思っている。

地獄の5丁目あたりに留まっているような状態だけれど、地獄も棲めば都?かもな・・・。

それでも、死線を彷徨う『-10』に行かなくて、『-7』あたりで、ウロウロしているあたり、まどろっこしい。

乾坤一擲なんて、易経だったか、そんな言葉があるけれど、これは、のるかそるかの大勝負。

『10』か『-10』か・・・、勝てば天国、負ければ地獄。

『9』から『-9』という数値は論外。

『10』と『-10』の最高値、最低値の幅が、『20』ということで、株式用語では、『ボラがある』というらしい。

『ボラ』というのは、『ボラティリティ』の略で、『値幅』というものだそうだけれど、例えば、株価最低が100円、最高が300円だとすると、最低の100円で買って、最高の300円で売れば、200円の利ザヤが、取れることになる。

底で、買って、天上で売れば、利益は大きい。

仮に、1,000株(10万円)購入すると、30万円で売るから、20万円の儲け・・・ということになる。
10,000株買ってみれば、200万円、100,000株も買ってみれば、2000万円ってことか・・・。

乾坤一擲的運気のひとは、当たりも大きいが、ハズレも大きい。

天井掴みをすれば、タチドコロニ20万円、200万円、2000万円の損失を被ることになる。
極端な例だけれど。

運のボラティリティというものがあるなら、最高の運気が、富・名声・愛・健康全て満たされている場合から、イキナリ、破産なんかして、病気とかにもなって、死線を彷徨う・・・なんてこともあるかもしれない。

私の場合は、最高が『0』だから、普通のひとの普通の状態だ。良いと思われるときでも、イヤイヤ仕事をして、少し体調も良くて、或る程度(組織の中に限るけれど)自分の裁量で、仕事を任されて・・・なんてときが、多少なりともラッキーだったかもしれない。

そして、失業して、預貯金も目減りして、残高は、ゼロに近いが、体調は、勤めていた頃よりは、良いし、何より、気ままに眠れるようになったから、『-10』ではないのだった。

もともとの運気が弱いから、『0』以上にならないけれど、せめて『5』普通の人の少しラッキーくらいになってみたいと思う。なんだか、春分から、随分とズレた話題になってしまった。

いつものことである。




食神

2016-02-17 22:51:35 | 占術

座右の書・・・というか、何かにつけて、読みたくなる本というものが、何冊かあって、その中の一冊というか、作家のひとりというか・・・この拙なブログの中でも、何度も何度も、繰り返し、繰り返し、書いてしまう(・・・というか、狭隘な読書の中で、このひとしかいない・・・みたいなところがある)けれど、かの文豪・森鴎外の長女で、エッセイストというか、随筆家(小説もお書きになっている)というか・・・森茉莉というひとである。

鴎外の娘で、スジガネ入り???のお嬢様で、およそ自分の手で、労働などしたことはないし、髪を梳かすのも、顔を洗うのも、食事をするのも、所謂、女中というヒトの手を介してきたひとで、離婚、敗戦などを機に、それまで、ヒトにたよってきた生活全般を、全て自分の手で、賄わなければならず、若い頃のツケが、晩年に回ってきた・・・ご自身の生活などを綴った『贅沢貧乏』は、いま、なお、燦然とした輝きを放つ珠玉の名作でもある。

そんな・・・所謂、自分自身の手で、生活しながらも、森茉莉は、自分の口に入るモノ・・・食事については、妥協しなかった。

ブリア・サヴァランなみの味覚を、満足させること、自分自身の身体を清潔に保つことに費やされる膨大な時間。

ドイツ医学を修めた父親の異常な?潔癖主義を受け継いだためかもしれない。

そこで、ふと・・・気が付いた。
森茉莉の四柱推命の命式に、かの『食神』は、あるのだろうかと・・・。

四柱推命の吉凶を決めるのに必要な様々な星のなかで、『食神』のあるひとは、食することに困らないと聞く。

所謂、喰っぱぐれがない・・・と言われる有難い?星のようだ。

そして、食に拘る・・・美味しい物が好きなひとは、『食神』に支配されているらしい。

かくいう、私も、その『食神』というのが、在るにはある。
支配星ではないけれど、命式の中にひとつあるのだった。

かの昭和天皇は、『食神』をお持ちだったようである。

森茉莉の命式の中も、この有難い『食神』様がいらっしゃった。

四柱推命で、食神があると、喰っぱぐれがない・・・ということだけれど、偏印があると、『倒食』と言って、よくないらしい。

どういう配列で、倒食になるのかは、知らないけれど、かの森茉莉さん。

偏印もお持ちである。

森茉莉が、倒食の星の下に生まれているのか、或いは違うのかは、占術家でないからわからないけれど、彼女の生活は、なんだか、余人には知りえない楽しさや高貴さがある。

それで・・・贅沢貧乏なのか・・・と、妙に納得した次第である。




冬至~来年の年筮を立てる(2)『火地晋』

2015-12-22 04:58:08 | 占術

冬至。

これから、少しづつ、夜が短くなっていく最初の日。

冬至に来年の年筮を立てるという記事の2016年版私的な運勢。

これは、以前にも書いたけれど、昭和の天才美人占い師・黄小娥さんや、やはり昭和の著名な占い師・銭天牛(初代)さんが、冬至に年筮を立てていた・・・との記述を読んで、自分でも、やってみていた。

ここ数年は、冬至の日を、逃したりしていたので、今回は、まだ暗い深夜から夜明けの時間帯に、噬を立ててみた。


早朝(午前4時)。

12角形の3ペンスコイン6枚を振って、卦を出す周易。

2016年の運勢は・・・?と問う。

『火地晋』初爻

一進一退。卦自体はよいけれど、まだ初動。
停滞していた私も動き出せるのだろうか・・・。

そうなってくれたら、いいと思う。
悪いとされる卦でなくて、ひとまず、安心。
当たろうが、外れようが、とにかく、ヨカッタ・・・と思っている。


穏やかで、気品に満ちた1年となることを、祈りつつ・・・。


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http://www.ekikyo.net/




四柱推命は、当たるのか・・・???

2015-11-03 22:22:22 | 占術
 
たぶん(・・・であるが)、ヒトは、自分が想定した以外の事が起こると、占いにたよりたくなるようだ。それも、不運、不遇、不幸・・・そんなものに、見舞われたときに・・・。
反対に、幸運・慶事・幸福・・・そんなものに見舞われ時に、占い師を訪ねるひとは、稀なのではないだろうか(・・・そうでもないかもしれない)。

(この拙なブログに何度も記載して、重複になるけれど)私は、小学3年生のときに、10歳年上の姉の友達に簡単な吉凶を占うトランプ占いを教えて貰った。

この姉の友達は、実姉より、大好きで、姉を通さず、遊んでもらっていた(今考えてみれば、相当、迷惑なハナシであったと思っている。現在は、姉とは、時々会っているということであるが、私は数十年もご無沙汰している)。

それが、昂じて、簡単な西洋占星術(○○座と××座は、相性が良いとか)を覚え、その後、タロットカードを手にするに至った。

当時は、今のように、多彩なカードはまだ、お目見得しておらず、都内の有名百貨店の玩具売り場に数種類置かれているにすぎなかったうえに、価格も高額で、都内ではない、中途半端な地方都市では、入手するのも困難だったが、或る書店の占い本の棚に、埃をかぶっていたのが、継書房という出版社から出版されていた気持ちの悪い?マルセイユ系と思われるカードだった。

話は、ヨコミチに逸れてしまった(いつものことではあるけれど)。

先日、或る四柱推命の占術家の方のブログに、読者公開鑑定というくだりがあって、暇にあかして読んでいると、私と同年同月同日の方の鑑定結果がでていた。

その占い師の方、曰く

『大変珍しい命式』

であるとのことだった。

コレは、以前、鑑定していただいた青山五行の小池雅章先生にも、同様のことを言われた。

・・・あまり無い命式なのだろう。

鑑定されていた読者の方とは、時柱が、5時間程度の違いがあったが・・・。

それまでの来し方によって、悩みなどは、サマザマであるけれど、四柱推命は、統計学に基づいた占術といわれている。

・・・ということは、珍しい命式・・・というのは、サンプル数が少なくて、統計がとれないのではないか・・・と気が付いた。

その占術家の方が言われるには、『珍しいけれど、悪いということでは、ない。』・・・らしい。

私の生誕日の命式に関しては、4つの干合があり、相当凄い美人・・・というくだりは、全くと言っていい程、当たっていない。

ワタシ、ブザイクだし。或いは、リップサービスかもしれない・・・???

正財星みっつは、不動産に深い縁あり・・・って、ヤドカリやカタツムリだって、一戸建て?所有者なのに、私に至っては、いまだに実家に居候だよ・・・???コレも全くハズレている。

四柱推命は、当たるのか・・・???

いまの処、あたってませんけどね。全く・・・。