鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

銅製湯たんぽ

2025-02-08 20:38:08 | Weblog

夜明け頃は、明るくて今日は、晴れの予報だなと思っていたら、空が暗くなってきて、にわか雪?

再び晴れても、夕刻頃には、また黒い雲。

宵になって再びの弱い雪。

毎日、少しづつ雪が降ってくる。

最高気温5度どまりの酷寒の土曜日。

 

最近のエアコンは、随分と節電できるようになっているものの、同じくらいの光熱費でも、灯油ストーブは、お湯が沸かせるので、沸かしたお湯を銅製湯たんぽに使っている。

中古の木造住宅で、建主が、大工さんだったと聞いていたけれど、兎にも角にも窓の多い家で、外出のときの鍵かけで、越してきた当時は、ちょっと神経質になった。旧居宅に居たときは、終日、母が家に居たし、外出時にも、家の鍵など持って出ることも無かったから、今は、鍵を紛失しないかと出先で思い出したように確認していて、とても疲れる。脳(アタマ)が阿呆なので、一度確認しても、気になってしまい、自分でもおかしいのでは・・・と思ったりする。

・・・で、その中古の木造は、窓が多いので、寒い。

因みに本日は、(午前中しか日の当たらぬ)階下の部屋は、最高気温が、3度以上にならなかった。

 

エアコンでも、薄っすら寒いので、灯油ストーブを購入して、使っている。

灯油ストーブで沸かしたお湯を湯たんぽに使うというリサイクルというか、二次利用ができるのは、あのグリコの『一粒で二度おいしい』というか、(私は、本来、ケチなので)副次的に再利用できるのはお得な気がしている。

灯油ストーブを買う前は、2リットルのペットボトルに、給湯器から60度のお湯を入れて、ゆたんぽ替わりにしていたけれど、結構、早く冷めてしまうので、銅製の湯たんぽを使ってみることにしたのだった。

銅製ゆたんぽは、保温力が高くて、かなり暖かい。ただ・・・お湯の出し入れが面倒だ。面倒だけれども、もうひとつ良い点は、カカトが、ガサガサにならない・・・という事だろうか。電気毛布や電気アンカだと、乾燥がひどくて、カカトがおろし金のように、ガサガサになってしまうのだけれど、湯を入れる湯たんぽに替えたら、カカトが、荒れずに済んでいる。

ペットボトルゆたんぽは、給湯器から直に給水できるのは簡単でいいけれど、拙宅は、都市ガスを引いておらず、PLガスなんで、光熱費がかなり高額。いかんせん、ガスを使用していなくても、1か月、最低1760円の管理料金を徴収される。都市ガスは、その半分以下。

こういうインフラの不平等もあったりで、都市ガスのご家庭はうらやましい限り。

光熱費の値上がりも、半端なくて、随分と暮らしにくくなった。

 

 


四十八回目の月命日

2025-02-07 22:41:51 | Weblog

朝から冷たい西風が吹きすさぶ寒い週末。

このところ、午後になると鉛色の雲が沸いてきて、雪が舞う。

こんなに、毎日降雪があるのか・・・と改めて思う。

寒気は、日曜日迄で、週明けには、少し暖かくなるという予報。

今月は、氷点下5度迄、下がった日が、1日だけあって、朝の冷え込みは、去年、一昨年程ではないような気がするのだけれど、日中の気温が、10度に届かず・・・と、やはり暖冬は、先月迄で、本格的に寒いのかな・・・と思ったりする。

桜の開花予報もでているけれど、3月の下旬くらいになるようなことを、ニュースは伝えていたような気がするけれど、記憶違いかも。

それでも、年々、桜の開花は早くなるなぁ・・・。

・・・という訳で、日中は、寒いから、外出も面倒で、終日、二階屋で、ダラダラと暮らす。

 

今日は、母の四十八回目の月命日。

晩御飯に、母の好きな小豆ご飯を炊いて、仏壇にお供え。

暖かければ、墓参しようかと思っていたけれど、こんなに風が強くて寒い日は、何処へも行けない。

来月は、5年目の命日。

早く、暖かくなってほしいけれど、気温が上がれば、上がったで、家の周辺は、雑草が生い茂りだすだろうし、春になれば、またキジバト達がやってくるから、防衛対策も必要かも。

今宵は、小豆ご飯など炊いたけれど、お米が、ベラボウに値上がっていて、いよいよお米も高級品になってきた感もありで。

私は、朝日米(ササニシキ)を通販で買っていたけれど、もう去年のお米は、売り切れになっていた。

先月は、麺類、12月に炊いて冷凍しておいた玄米を、お粥にして食べていたりして、お米の消費量が少なくて、なかなか減らなかった。

玄米は、冬場は、3日くらい浸水した方がいい?ようなハナシだったので、白米のように、当日に炊いて・・・ということができないから、なんだか面倒になって、精米して白米にして食べたら、やはり、白米の方がおいしいし、オカズは、なんでも合うな・・・と思う。

白米言うても、私は、5分搗きから7分搗きくらいに精米して食べている。

小豆も半分くらい茹でて小分けして冷凍してたものも、使い果たしたので、また煮ておこう。

 


映画:怪獣ヤロウ!

2025-02-05 22:13:04 | 演劇・映画

乾いた強風が吹きつける寒い一日。

最低気温4度。夕刻より、雪舞い。なんだか毎日、雪が降ってくる。積る程ではないのだけれど・・・。

 

一昨日の午後から、2本目の映画『怪獣ヤロウ!』を鑑賞。

怪獣映画を撮るのが夢だった少年(ぐんぴぃ)は、やがて岐阜県関市の市役所観光課に勤める公務員になった。

仕事は、特に重要?ということもなく???日々をただ、市長(清水ミチコ)と上司(手塚とおる)の命令に従うのみの毎日。

そんなある日、市長の思いつきで、ご当地映画の製作が決まり、監督に就任するも・・・。

トラブル続き。

途中迄、撮影したデータもふとしたミスから消去されてしまい、税金返せ!の市民の声が高まるなか・・・。

ふと昔、撮りたかった怪獣映画を思い出し、地元でかつて著名だった特撮監督に会いに行きそして・・・。

 

この『怪獣ヤロウ!』は、今のところ、公開2週目に入る寸前だけれど、上映回数が(私の地元の映画館では)1日1回。

面白いといえば面白いのだけれど、好みの問題もあるだろうけれど、なかなかに楽しめた映画だったと思う。

ものマネミュージシャン???の清水ミチコの怪演は、一見の価値がある(某・東京都知事を彷彿とさせる)。

どうなんだろう?こういう映画。

ご当地映画・・・。

 

そういえば、公開予定?のこちらもやはりご当地映画のようだけれど、地元協賛の『ら・かんぱねら』の公開映画館も地元とか、都内の名画座的なシアターしか上演予定がない。

地元に来ないかな・・・とそんなことを考えた(すみません。『怪獣ヤロウ!』とは関係ないですが・・・)

 

 


映画:雪の花~ともに在りて

2025-02-04 21:54:01 | 演劇・映画

朝は晴れていたのに、正午前から鉛色の雲が沸いてきて、雪舞い寒い・・・。

昨日は立春だったけれども、真冬本番。

立春寒波襲来で、週末迄、酷寒の日が続く予報・・・。

 

昨日の立春の日。映画『雪の花~ともに在りて』を鑑賞。

幕末の福井藩。疱瘡(天然痘)の流行で、治療法がない時代。

町医者の笠原良策は、蘭方の種痘で、疱瘡完治の可能性を見出し、その普及に命を懸ける。

様々な障害を乗り越え、疱瘡治療を確立する。

正統派の時代劇・・・なのだと思う。

美しい風景描写と音楽、信念は必ず実を結ぶ・・・といった現代には、失われてしまった過去の遺産的な・・・。

それなのに・・・ああそうなのね・・・という感想。

早いハナシが、資金力があって、きれいな画像で・・・でも、中身が薄いというか・・・。

生真面目で、努力家の主人公を演じる松坂桃李とその妻役の芳根京子は、端正な夫婦役だったけれど、きれいな芳根京子は、演技が残念。セリフが上手くないので(上手くないんじゃなくて、下手なのかも?)なんだか浮いている。

そして、肝心の(←コレも勝手にそう思っているだけなのだけれど)・・・福井藩主・松平春嶽の登場が、なかった。この物語の陰の主役として登場してもよかったのではないか・・・吉村昭の原作にも、登場がなかったのかもしれないが(未読なのでわかりません)。

福井藩言うたら、松平春嶽でしょ!と私が、勝手に思っているだけ・・・なんだけれど。

そう・・・忠臣蔵に柳沢吉保の登場がないのと同じ???(いや全然違うから・・・)。

先日鑑賞した『室町無頼』でも、応仁の乱のオオモトである稀代の悪女?『日野富子』の登場がなくて、将軍様のセリフの中の一言だけ(しかも、実名ではなく御台様?だったような???)と同じで・・・。テレビでいう『ナレ死(ナレーションで死んだことにする)』っぽい???・・・というか・・・。

(全然、関係ないけれど、某国営放送で、松平春嶽を演じた津田寛治のイメージが離れない・・・)

名も富も求めない医療一筋・・・コレがテーマだったから、藩政は、まあどうでもいいといえば、どうでもいいんだけれど・・・。ここは、名君の登場が欲しいところだったのに、見事に端折られてしまった感が否めない・・・と勝手に思っている訳で・・・。

そんなこんなで、流れていく映像と音楽?をみる映画なんだろう・・・たぶん。音楽は加古隆だし。

 


如月・節分(2025)

2025-02-02 22:01:10 | 自然・気象

明け方から午前中にかけてミゾレ混じりの雪。午後から雨になる・・・。

最高気温5度。冷蔵庫の中にいるような寒さ・・・。

 

季節を分ける節分。

明日は、立春。

・・・なれども、寒さまだまだ続く・・・。

窓を少し開けると、ふと梅の香り。どこかで、蝋梅が開花したのかも・・・。

寒さのなか、凛とした佇まいの梅の花。

春の斬りこみ隊長の風情???たおやかなのに凛々しい。

 

早く暖かくならないかな・・・とも思うけれど、寒ければ寒いなりに、いいこともある。

・・・寒いのも暑いのも嫌いで、コンフォート・ゾーンが極端に狭いから、冬暖かく、夏涼しい・・・そんな場所で暮らしてみたいと思う。

寒さも暑さも・・・。身体には宜しからざるで、やはり適当に過ごしやすい季節が一番だ。

最近は、夏と冬の間の春と秋が、殆どないような状態で、四季は、消滅してしまうのかもしれない。

春と秋が長ければいいのに・・・。

そんなことを考える寒すぎる節分の日曜日。