鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

うるはしきかなやまもみじ②

2024-11-29 21:27:07 | 自然・気象

穏やかな初冬の終末。

午後、ペットボトルのリサイクル。

隣の駅至近にあるスーパーのリサイクルコーナーへ。

旧居宅に居たとき、このスーパーのリサイクルカードを作った。他の支店でも使えるので、利用している。

通り道に、大きな公孫樹(イチョウ)。青空に映える。

すっかり初冬だ・・・なんて思いながら、通り過ぎると・・・図書館の隣の公園が、真っ赤に染まっている。

モミジだ、楓だ・・・!!!

去年は、旧居宅の楓が赤く色づくのを待たずに、雷都へ居を移したので、所謂、紅葉狩り?が出来なかった。

この公園は、何度も前を通っていたけれど、紅葉の時期に通ったのは初めてだった。

敷地はそれ程、広くなくて、図書館とは地続き。

モミジ(楓)の種類も、真っ赤に燃えるようなイロハモミジの他に、鮮やかな黄葉をみせるヤマモミジの大木もあった。朱色(オレンジ色)に染まるものもあって、公園内は、モミジでいっぱい。

樹木で何が一番好きか・・・って聞かれたら(聞かれないケド・・・)。

やはりモミジ・・・って答えるだろう。

公園内で、写真を取る親子連れの他、初老の男性が一人いるだけのカエデの森(・・・というより林かな)。

幽玄の赤。

ヤマモミジは、黄色から赤へと変わる?

以前、那須の山道を歩いたときに、緑色からいきなり赤に変わる途中のモミジをみたけれど(葉っぱの半分が緑色で、あとの半分が赤色)。

晴れているのに、ぽつぽつと雨粒が落ちてきたりで、キツネの嫁入りかも・・・。

冬空には鉛色の冬の雲も現れていて、モミジの林の中に、陽光が上手く入ってこない。

暫く陽が差すのを待ってはみたけれど・・・。

モミジは、太陽光がないときれいな画像にはならないんだよね・・・それでなくても、廉価版iphonカメラだし・・・。

冬の雲がどんどん増える。

午前中に来ればよかったな・・・あと1時間早かったらよかったのかも・・・。

冷たい風が吹いてきたので、今日は、ここまで。

 

市西の森林公園の紅葉はもう終わってしまっただろうか・・・?

来週あたり行けたらいいな・・・。

 


鳥瞰図

2024-11-27 21:41:27 | 社会・経済

昨日宵から本降りになった雨は、朝になって止んで、予報では、終日の晴天・・・のハズが、午後になって、ようやく晴れ間も・・・ということで、朝干した洗濯物の乾きがよくない・・・。

それでも、この時期としては、随分と暖かな一日になった。

オオモノのシーツだの、タオルだの・・・を洗おうと思っていたけれど、朝から晴天の日の方が良かろうかと日延べして、晴天待ち。衣類乾燥機のついた洗濯機でもあるなら、雨天晴天関係なく、洗濯ができるのだろうし、高層マンションなんかは、必需品なのであろうなぁ・・・と思う。

天空から下界を見下ろす・・・なんてことは、飛行機に乗るか、高層ビルの展望室にでも行かない限り、ちょっと無理かとも思うけれど、タワマンなんかは、終日、その見下げる・・・というかそんな感覚なのかもしれないな。

鳥の目で下界をみるとどんな感じなのだろう。

鳥瞰図というものがあるけれど。やはりあんなふうに見えているのかな?

 

夏の間、雷都のしがない一軒家のベランダで繰り広げられたキジバトとの闘争???は、寒くなってきて、気が付けば、キジバトの声を聴くこともなくなった。

寒いと終日、窓をしてめているからかも・・・と思ったけれど、朝も午前中も午後も・・・ポッポちゃん(キジバト)達の声を聴くことがなくなった。

春までの休戦。暖かくなったら、また来るかな???

 

鳥瞰図・・・で、思い出したけれど、最近、亡くなられた皇族妃。

宮家の相続とか・・・いろいろと大変らしい。

クローズアップされている喪主さんは、母親をすっとばして、宮家の当主となるのかどうか(まあ、喪主なんだからそうなんだろうけれど、女性宮家ってコトになるのかどうか・・・)。

あのお方も、なんとなく、いつも、ナナメ上を向いている感じがする(・・・というか、ヒトを見下げている???感が強いというか・・・)。

そういうアングルでのお写真が多いのかも・・・とか思うけれど。

コレだけいろいろと騒がれ始めると、なんだか、また政府(とか皇室)の・・・知られたくないことを、別のニュースにすり変えて・・・みたいな・・・なにかのブラフかも。

あの喪主さんは、着物のセンスは、凄くいい・・・(今年の園遊会での楓の意匠の和服が、他の宮家のお嬢さん?達とはちょっと違って抜きんでてよかった)。

背筋がすっと伸びて、スタイルもよいし、皇族女子で博士号とったひとでもあるし。

ひとつだけ残念なのは、地方のパート公務員を束ねる少しだけ上位のお局様的正職員の公務員さん???みたいな・・・そんな風貌(雰囲気?)が、あるところか・・・。

どんなひとかは知らない。

しかしオカルター宮様の御孫さんだしな(ここでいうオカルターというのは、コレも伝聞なんで、本当のコトはわからないけれど、ご自身の寿命を伸ばすため、子孫の運を食い尽くすみたいな?今でいう呪術みたいなことに詳しかったと聞く。ご自身と妃は、長寿を得たけれど、3人の息子は、ご自身よりも早くに亡くなり、子孫は、女性だけ・・・という・・・逆縁のような結果になったようで)。

喪主さんに関しては、叔父にあたる故・桂宮さまを、某テレビインタビューの映像のなかで、『おじちゃま』と呼んでいたあたり・・・コレも少し残念かも(私的ではいいかもしれないが、公共の電波で公私混同は、宜しくないような気がしてならない・・・一応、公費で生活している皇族だしな・・・)

どっかの上皇后さんが、お孫さんに、ご自身のことを『ばぁば』と呼ばせたりするのを、公開したりするあたり・・・皇族も落ちたな・・・と思っていたけれど・・・。コレは、私の好き嫌いってダケの感覚なのだけれど、一般的な祖父母の呼称を、『じぃじ』、『ばぁば』とするのは、気持ち悪い。仮にもコーゾクなんだからさ・・・とか思ってしまうけれど、出自が、お粉屋さんの庶民だし。

そして国民を敵に回して、史上最悪の事故物件男と婚姻したあのお孫さんであるお嬢さんをみるにつけ・・・。

・・・で、今どーしてんでしょうかね???

 

 


霜月日溜/犬の夢

2024-11-24 22:23:24 | Weblog

終日穏やかな冬晴。風もなく・・・。

 

霜月(11月)は、冬支度。

冬に備える季節でもあるけれど、今年は(も)秋が、短くて、あっという間に、初冬の佇まい。

(↑平地でも紅葉始まる・11月19日撮影。ぽっかり浮かぶ有明の月)

 

過去に11月末日から12月1日にかけて、台風の影響で、夏日になった年があって、暖かい(というか暑い)一日で、暖かいのがこんなにうれしい事なのか・・・と思ったこともあった。それくらい、過去の11月末は、寒かったのだけれど、去年、今年は、11月になっても夏日は出現するし、近年は、季節が後ろ倒しになっていて、紅葉も、都心などでは12月半ばくらいまで見られる。

紅葉は秋ではなく、冬になりつつあるのかも?

 

極寒の2月に母と沖縄に行ったときも、現地のひとは、半袖で過ごしているようで、2月という季節を忘れて、帰宅すると真冬の寒さで、やはり北関東は寒い・・・と実感。

それでも、11月はまだ冬の入り口で、日中は、ポカポカな日溜り。

完全に冬じゃない最後の暖かさ・・・みたいな感じが好きだったし、初冬を思わせる灰色の空を眺めながら、ココアを飲む季節が好きだった。

そんな日溜りの中で、11月って・・・いい事がなかったな・・・という記憶を掘り起こしたりした。

小中学生のときは、文化祭があって、楽しかった。私は運動会は大嫌いだったけれど、文化祭は好きだった。

大人になって、11月に父が亡くなって、そのときの葬儀は、ものすごく大変で、葬式なんて二度とゴメンだ・・・と思った。

お通夜、葬儀、(11月ではないけれど)四十九日、初彼岸、初盆、そしてまた11月に、一周忌、三回忌、七回忌・・・と続く法事にウンザリした。私は、父とは、ある意味、縁が浅かったので、父の死に対しては、あまり思いいれが深くはないけれど。

母のときは、全く違っていたな・・・と思う。

考えても仕方のない過去のことばかり、考えてしまった。

夕食を食べて、身体が、ホカホカ温まり、うとうとと居眠りをしていたら、中学校のときから飼っていた犬の夢をみた。

暫くぶりに夢にみた。

私は旧居宅に居て、現住居の雷都に帰るから、最後に、犬に、ゴハン(なんだか、餌と書くのにしのびない)をあげる・・・という夢だった。

犬は、10年くらい生きた・・・。

目覚めて・・・そう。もう居ない・・・と思うと、とても悲しくなった。

・・・もう、母も猫も・・・そして犬もいない。

私は、本当にひとりぼっちになったのだな・・・とひとりしんみり目が覚めた・・・。

 


不審電話着信続く・・・。

2024-11-23 21:22:23 | 社会・経済

時折、雲が出て陽が翳るも、終日穏やかな初冬の土曜日。

 

無暗に、不審電話の着信が立て続けに着信履歴に。

迷惑電話や詐欺電だなこりゃ。どこで、電話番号流出したか・・・。

最初は、070で始まる着信。シカトして、番号を調べたら、電力切替え関係の迷惑電話。

そのあと+99(+(1)866)から始まる海外???からの国際電話着信詐欺?が2件。

そして、所謂、ワン切りと呼ばれる非通知設定が2件。

iPhone を新機種に替えたとき、料金プランも変更を余儀なくされて、仕方なしに一番安価なプランにしているのだけれども、以前は、料金のかかる留守電は、使っていなかったのだけれど、こんどのプランには、料金の中にセットされているものと思われる。

それなので、最初の3件は、留守電に、無言状態で、15秒くらい残っていた。

ワン切りは、電話番号の利用確認とか、クレジットカードなどの信用調査に使われるというハナシもあるけれど・・・。

今年の7月にも、こんな感じで、立て続けに数件の不審電話があって、7月と言えば、隣家新築の騒音振動とそれに伴う様々な迷惑、電力の供給が不安定になって、配線を見てもらったり、キジバトと闘い?、車の点検、タイヤ交換など、生活に伴うトラブルが続いていて、そのうえ、全く関係のない他人からの迷惑電話が重なり、かなりイライラしていた時期でもあった。

電力やキジバトのトラブルは、中古住宅にはありがちな、どちからといえば避けようない事象だと思うけれど、自分が住むわけでもない新築住宅の騒音振動については、本当に迷惑だったし(しかも、未だに工事は終わらず?)、ましてや着信詐欺なんて、勘弁してもらいたいよ。

知らない番号からの着信は、絶対でないし、一応、ネットで電話番号は調べるけれど、どうしても連絡が取りたいのなら、留守電メッセージを残すだろうし・・・。それでも、そんな知らない奴らをブロックするために、使う時間だって、勿体ない。本当に、迷惑なんだよ~~~!!!!!!!

玄関のピンポ~ンの呼び鈴も、配達の予定があるなら出るけれど、それ以外はスルーすることにした。

 

一度、迷惑電話に出てみて、電話番号の流出元を聞いてみたい気もするが、そんなことをすれば、たぶん、相手の思うつぼなんだろうし、そういうヤカラに対処する知識も技術も持っていない身としては、スルー一択か、或いは、対策アプリなどのインストールが有効なんだろうけれど、そんなヤカラに使うオカネも勿体ない気もする(そして、大抵は、アプリ提供者と詐欺電関係のソシキ?は繋がっていたりする世の中だからな・・・)。

 


映画:室井慎次 生き続ける者

2024-11-22 21:31:13 | 演劇・映画

穏やかな初冬の週末。

宵から時雨。

 

19日。『北斎展』を鑑賞したあと、市内のイタリアンで、ランチ。そのあと、夕刻より映画『室井慎次 生き続ける者』を鑑賞。

先月公開された『室井慎次 敗れざる者』の続編。

この物語は、テレビドラマ『踊る大走査線』から逸脱することのない・・・あくまでも、スピンオフなんだな・・・とラストを見て思った。

平成の踊る大走査線から、令和の踊る大走査線への中継的な作品なんだろうと思う(・・・というより、踊る大走査線で、落ち目のテレビ局の夢よ!もう一度?的というか、柳の下の何匹目かのドジョウに化けるかな?といった思惑が見え隠れするような・・・すみません。ひねくれた感想で)。

前編の敗れざる者の伏線の回収の仕方が、雑・・・というか(もし続くのであれば、踊る大走査線へ引き継ぎます・・・って感じかも・・・)。

里子であるタカ兄ちゃんが、東大を目指し、警察官僚になるというヴィジョンと、かつての猟奇的殺人犯の娘・杏もなにかしら警察関係にかかわってくるだろうと予想されるものの・・・。

タカ兄ちゃん役の斎藤潤は、内向的な少年らしい初々しさは、今年の初めに上映された『カラオケ行こ!』でもみせた清潔感のあるピュアで柔らかな少年像が、一抹の清涼剤で、清々しい。

信念を貫けず、警察を退職した室井慎次の約束の果て・・・。

次につなげる要素を多数バラまいて、次に出る芽(目)は、どれなのか・・・。

テレビ離れが急速に進む現代で、果たして過去の作品の続編が花咲くか、志半ばで、枯れるのか・・・???

興行成績次第なんだろうな・・・と、他人の財布を勘定するような気分で見ていた。

 

 


北斎展・栃木市立美術館

2024-11-21 21:51:11 | 藝術

急激に冬になった・・・。

わかっちゃいるけれど・・・寒い!

午前中迄、冷たい雨残るも、夕刻前から、お天気回復。

陽差しは、暖かい(春先のような?)。晩秋と初冬の同居かな?

 

一昨日(19日)。

朝方の気温3度。車のリア・ウインドウが曇り切っているので、ヒーターを点灯。

街行くひとは、もうダウン・ジャケット。

栃木市の市立美術館へ北斎展を鑑賞。

あのひと・・・です。

富嶽三十六景です。

今回のメダマは、その中の『赤富士』と『神奈川沖』が、2点並べての展示。

意外と小さいのだな・・・と思ったりして。

北斎は、構図の妙というか・・・たぶん、それまで、誰も描いたことのない風景を、自分の筆で描きだしたひとなんだろうな・・・。

後の画家、映画製作者、漫画、アニメーション・・・に多大な影響を与えたのひとなんだろう。

江戸時代に九十歳過ぎ迄、生きたひと。

引っ越しばかりしていたひと。

 

・・・それにつけても・・・。

栃木市立美術館は、企画展が面白い。

北斎展に、アンリ・リヴィエールの『エッフェル塔三十六景』も同時展示。

 

 


去年(2023)の今日・・・。

2024-11-17 22:48:47 | 雷都日記

夏日に迫る気温上昇の日曜日。

 

去年の今日は、金曜日で、朝から本降りの雨だった。

私は、去年の今日、半世紀近く住んでいた家を後にして、あれからちょうど1年。

雨だったら、日延べしようか・・・とも思ったのだけれども、雨天決行・・・と定め、朝から、旧居宅の大掃除と雷都へ運び入れる最後の荷物を、随分長いこと乗り続けているカロカロくん(カローラセダン)に積み込んだ。

11月後半ともなれば、午後3時は既に夕暮れ・・・雨も降っているから暗くて、今日で、ここが最後・・・と思うと、なんだか、やはり名残惜しい気もした。

せめて、あの楓の色付くのを見たかった(平年だと11月終わり頃には、赤くなる)

(↓使いまわしですが、旧居宅の楓)

母が亡くなって、三回忌も済んだし、もういいや・・・という気持ちもあったけれど、そのあと、兄の葬儀だの四十九日だの・・・と続いてしまい、身体も疲れ果てて、ズルスルと引っ越しを延期していた。

そんなことを思いながら、同じ敷地でも、家屋の移動は何度かあって、西側の二階屋に移って、12年経つけれど、なかなか居つけぬ場所でもあった気がする。

そう・・・なんだか、いつも仮棲いな気がしている。今居る場所が、いつも仮の場所というか・・・。

この世に私の『正式』な居場所などないのかもしれない・・・といつも思ってしまう。

・・・もう完全に陽が沈んで、夕刻過ぎから、雨も上がり、急速に天気も回復して、南の空に月が出ていた。

冬の月に照らされて、家路を急ぐ帰宅ラッシュの渋滞に巻き込まれて、予定した時刻より、随分遅い時間に到着した変な引っ越しだった・・・。

そんな去年の今日を思い出しながら、夏日に迫る気温の中、ぼんやりと、もう母も居ないし、私は、いつ死んでもいいんだ・・・なんて思った。

それでずいぶんと気が楽になった。

『いつ死んでもいいんだ。』

 

この一年、何度か旧居宅付近の道路は通ったけれど、家には行っていないし、二度と行くつもりもないけれど、やはり長年住み慣れた場所で、あの土地の呪縛からは、解放されていないのかもしれない・・・それでも、あの場所に帰らなくてもいいし、帰れないし、もう私の世界線?にはない場所なのかもしれない。

テネシー・ウィリアムズの戯曲・ガラスの動物園のセリフにもあるけれど、半世紀暮らしたあの家は、

もはや『月より遠い場所』になってしまった。

 

雷都に住みて1年目・・・。

来年の今日は、やはり去年の今日を思い出すのだろうか・・・。

 

 


ジンクス②

2024-11-14 21:14:14 | Weblog

穏やかな初冬。

 

ナナメ前のお宅の壁面改修?の足場組み工事始まる。暫く騒音が続くのかも・・・でも、お隣の新築工事現場のように、拙宅との敷地の接点は、殆どないので、ゴミを放置されたりはしなさそうだし、基礎工事のような振動はなさそう・・・(だとよいのだけれど)。

何より、道路が面していないので、通行止めもないのが有難い(・・・ような気がする)。

 

一昨日・・・。

6日ぶりに外出するさいに、トレーナーを後ろ前に来て出かけてしまった。

なんか前首のあたりが詰まっているような違和感があるにはあったけれど・・・。

スーパーの駐車場に車を止めて、隣接の郵便局迄、徒歩。そのとき沿道のショップに移る自身の姿に、前身ごろが長くて、後身ごろが短い・・・おかしいな・・・ということは、後前逆に着用してしまった・・・と気が付いた。

人通りもほとんどないし、私が前後逆に着ていても、誰も困る人もいないし、もし、気が付いたひとがいても、この近辺に知り合いもいないし、まあいいか・・・と思い、郵便局で、郵便物を出して、年賀切手購入、通帳繰り越しなど行って、郵便局を出て、スーパー駐車場に戻った。

車に乗り込んで、後前が逆だから、両手を袖から外して、向きを変え、正常な状態に戻した。

服の後前や、裏表逆とか・・・服に関することは、ラッキーなことの訪れ・・・なんて事を読んだことがあって、以前のこの拙なブログにて、『ラッキーなジンクス』とか書いてしまっていたのだけれども、これは、誤りだったことを知る。

もともと『ジンクス』は、凶兆・・・つまり悪いことの起こる予兆に使う言語だから、宜しからざる・・・という意味らしい。

だから、『ラッキーなジンクス』という日本自体誤り・・・ということになる。

服装の裏表、後前逆・・・なんてことは、あわてていたりすると起こることで、それ自体が、ラッキーだとは、とうてい思えない。つまり、だらしがなくて起こることだしな・・・。

誰かに、指摘されると恥をかくことになる。

注意するほうとしても・・・『服が逆ですよ?』と注意するのもなんだか気が引けるので、そのあとに、『後前とか、ラッキーなことが起こる前兆ですね』とか言っておけば、注意された方も、落ち込まずに済むという気配りからくることだったのかもしれない。

 

てんとうむしが止まるとラッキーなことが起こる・・・なんて信じていたけれど、ラッキーなんか来なかったし。

 


小春日和続く初冬の雑記

2024-11-13 21:22:23 | Weblog

穏やかな小春日和が続く・・・。

 

牛蒡(ごぼう)を買ったけれど、2本入りだったので、1本を牛蒡茶にするために、ピーラーで卸す。

干椎茸も幾分、湿気てきた感じなので、卸した牛蒡とともに、2階ベランダのエアコン室外機の上で、乾燥。

暖かい日差しの中、美味しくなってくれるといいな・・・なんて思いながら。

隣家の新築工事の音がしないので、平和な日々でもあった。

洗濯モノ干し、取り込みなんかは、気を遣わずにできるのは、有難い。

・・・如何せん、雑木林の中の一軒家に長いこと住まわっていたので、隣家がこんなに近いと音が気になる。

 

前のお宅の深夜の給湯器の音。深夜と言えば、午前2時か3時頃の朝刊配達?のオートバイ(今時、新聞を取っているお宅なんかあるのかな?と思うけれど、ご老人世帯が多いからね。母も毎日、新聞を読んでいた)の音。

夜勤(←勝手な想像なのだけれど)の住人さんであろうの深夜の車のエンジン音。これから出勤なのか、戻ってきたのか?

古い住宅地なので、早朝や夕方の門扉や雨戸の開け閉め音・・・軋む、軋む・・・(内心、新しいのに替えろや!と悪態をつくこともあるけれど)。

近隣の固定電話の受信音。

足が上がらないご老人のすり足であるく音。聴力の関係か、拙宅迄、聞こえているテレビの音、外で会話する声(聴力が衰えると話す声も自然と大きくなるし)。

そんなに吠えていると死んでしまうのではないか・・・と思うほど、鳴いている犬の声。

夜間早朝の救急車(道路を挟んで、近いところに救急病院がある)。

・・・近所にアパートが建ってから、煩くはなったけれど、旧居宅は静かだったな・・・と今更ながらにそう思う。

閉口したのは、更地にするための工事、新築、リフォーム工事の騒音と振動。空き家税導入で、古い住居が壊され売られ・・・人の移転やら、何やら・・・で。

ふと・・・都市開発?税とかよくわからない税金も課せられているんだから、都市ガス通してくれや!と思った。

プロパンガスの管理料って・・・信じられないくらい高い。夏など本体のガス料金1000円未満なのに、管理料金が、1600円プラス消費税・・・って、ナニコレ???消費税なんておかしいじゃない?冬場は、毎日、浴槽をいっぱいにして、風呂に入ろう・・・などと思ったら、ガス代なんて、2万円は超える。地下を通る水道管が、凍結することもある日に至っては、水温も低いから、給湯器のガスも半端なく。

そんなこんなの雷都のくらし・・・。

今は、異常なくらい暖かい日が続いているけれど、冬になれば、北関東で、山も近い・・・底冷えもするし、ラニーニャ現象で、極寒???の予報も出ているし・・・。

文句ばかり、ブツブツ念仏のように唱えている小春日和続く初冬の一日。

 

 


春のような秋に騙されて・・・。

2024-11-12 20:43:45 | Weblog

最高気温20度超えて、薄着でもちょうどいい日中。

暦の上では、冬が立って、立冬も過ぎたというのに、この暖かさに、心も緩むような・・・。

6日ぶりの外出。

食糧調達、郵便局などへ・・・。

秋なのに、春っぽいね。

 

風もなく、おだやかで、陽差しも柔らかい・・・。

こういう小春日和には、昔を思い出す。

まだかろうじて、少しだけ幸せだった頃を。

いつまでもこの暖かさと心の凪の日がいつまでも続くとよいのに・・・と願っても、次から次から、いろいろとイヤな事ばかりやってくる。

手を変え、品を変え、次から次から・・・次から次から・・・終わりのない迷惑ギフト。

 

父が亡くなって、少し自由になった母と私と三毛猫。

これまでの拘束を一気に取り戻すかのように、母は元気になった。

私は、勤め人という拘束があって、それ程、自由じゃなかったけれども。

それでも、母と私と三毛猫は、穏やかな日々が、少しだけあった。

その短い期間だけは、間違いなく、幸せだったのだと思っている。

その穏やかな小春日和の日々も、あっけなく崩れていったけれど・・・。

 

11月の小春日和。

穏やかな光の中に、母と私と三毛猫が居た。

そんな日は、確かに在った。

 

三毛猫と母は、三月に逝った。

 

本当の春に。

春のような秋に騙されていた日々は、すぐに冬の中に消えた。

 

私は・・・。

今日のような穏やかな優しい光の中にずっと居たい気がする

三月はイヤかも・・・。

 

穏やかで、気持ちのよい・・・秋なのに春のような・・・春のような秋に騙されて・・・。