鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

映画:八犬伝

2024-10-30 21:41:59 | 演劇・映画

昨日の夕刻からの雨は、日付が変わって本降りとなり、朝方迄、続いていたけれど、昼前には、回復で秋晴れ。

 

雨の降りだした昨日の夕刻から、市内シネコンで、映画『八犬伝』を鑑賞。

曲亭(滝沢)馬琴の執筆する『南総里見八犬伝』をベースに、葛飾北斎を絡めて、江戸時代の文学美術を語る映画でもあったのだけれど。

馬琴(役所広司)と北斎(内野聖陽)は、流石の貫禄。

鶴屋南北(立川談春)の四谷怪談、忠臣蔵は、本家本元の歌舞伎俳優が演じるあたり、鳴り物入りの『八犬伝』だと思ったのだけれど・・・???

何分にも、タイトルの『八犬伝』が、どうにも端折りすぎて、面白くもなんともないあたり・・・至極、残念。

安房里見家と伏姫、犬の八房、敵対する扇谷定正、怨霊玉梓などの関係もよくわからない。

映画の後半で、もしかすると、この八犬伝も今はやりの二部作とかで、現在公開中の作品は、前編なのかも・・・との思いもよぎるくらい、中途半端だった。

物語が進むにつれ、曲亭馬琴とその家族の物語がメインになってきて、息子の嫁のお路(黒木華)が、失明した馬琴の口述筆記で、物語を完成させる。

八犬伝は、(もしかすると)単なる添え物?だったのかとも思えた。

悪因善果、善因悪果、虚を実に、実を虚に・・・と文学談義をする鶴屋南北。自分の書きたいものを描き続ける北斎。二人の異なる鬼才のなかで、実直で真面目な馬琴とその家族、その背景に重きを置いて、出来上がったのが、『八犬伝』だった・・・ということがテーマだったのかもしれない。

大人しくて、忍耐強く、字もろくにかけない嫁のお路を、演じる黒木華にはぴったりの役柄で、ひと昔か、ふた昔か・・・宮尾登美子の描く『忍耐につく忍耐、我慢では右にでるもののいない頑張り屋』的な女性像を演じさせたら一番な女優かも・・・なんてことを考えた(例えば『一弦の琴』の苗、『きのね』の光乃、『松風の家』の由良子とか・・・)。

歌舞伎関連からなのか、馬琴の妻お百を寺島しのぶが、演じている。江戸の市井の女将さんで、梨園のお嬢さんがこういう役をやれるのか・・・と思ったりもした。

 

原作は、山田風太郎の『八犬伝』。

昔、読んだけれど、内容はちっとも覚えておらず。

 

最近(といっても10年くらい前)の舞台で、阿部サダヲが、たよりないヘタレな犬塚信乃を演じていた。

映画の八犬士それぞれの生い立ちなどは(たぶん、八犬伝で、一番重要なテーマである運命的な繋がり部分をかなり端折っているので)ほぼ描かれていないに等しいので、『八犬伝』的には、残念な出来だったと思える。

 


去年の今日、過去の10月の色々・・・。

2024-10-28 21:40:18 | 雷都日記

昨夜から断続的に降り続いた雨。夕刻には薄日差すも、少し寒い週明け。

それでも、平年よりは気温が高い。

 

去年の今日。

兄の四十九日の法要で、県北へ。

曇りがちながらも、法要中は、雷雨。気温も低くて、日中でも13度。

あれからもう一年か・・・。早いものだなぁ。

そんなことを思いながら、雨の音を聞いていた。

静かな、静かな・・・雨の音。

建築途中の隣家の音もない。

キジバトの声も・・・今日は、聞こえなかった(気が付かなかったのかも?)

秋もだんだん、深まってきて・・・。

 

そういえば、この家の初めて見に来たのは、2021年10月15日だった・・・。

インターネットの不動産情報など見ていて、小さな家を探した。

広告を出している不動産屋さんには連絡はせず、外見だけ見られればと思った。

正式な住所の記載がなかったので、HPにある周辺の写真などを見ながら、アタリをつけて、相方と路地を歩きまわった。

・・・みつからないねぇ・・・とあきらめかけたときに、相方が、

『ここかも・・・?』

と細い路地を進んでいった。

そして初めて、この家にたどり着いたのだった。

私ひとりなら、見つけられなかったと思う(目の前にあったとしても、それを認識できなかった)。

 

そして、今、ココに住んでいる・・・。

なんだか不思議な気がする。もう3年も前のハナシ。

・・・夜中に、目が覚めて・・・

どうして私は、ここにいるんだろう?

・・・と分かり切った問を発してしまうことがある。

二階から、階下へ降りる階段でもよくそう思ったりする。

 

まだまだ・・・この地に馴染めぬとみえる・・・。

そんな今年の10月もあと数日を残すばかり・・・。

 


ゴースト血管

2024-10-27 22:58:36 | 健康・病気

くもりがち。深夜から本降りの雨。

明日は、雨の週明けになりそう・・・???

 

眠り浅く、疲れが取れない・・・よって、終日、ダラダラと横になっていて、ふと、踵の内側の・・・くるぶし付近をみると、ムラサキ色っぽい毛細血管が伸びてきている・・・ゴースト血管か・・・。

数年前から、夏が終わり、気温が、20度を下回ると、足先の冷えがひどくて、血流が悪くなっているのかなと思っていたけれど、足の冷えは、毛細血管が死滅してるんだわね。

体調があまり良くなくて、寝たり起きたりしているから、よくなさそうな気がする。

 

亡くなった母は、ひどい冷え性で、若い頃から、ベンジン・カイロを使っていた(母の若い頃、つまり昭和後半の時代には、まだ使い捨てカイロなんてのはこの世になく、毎晩、ベンジンを燃料したカイロに、ベンジンを補充してから眠っていた)。

10月初旬ともなれば、炬燵だ、ストーブだと大騒ぎをして、所謂、冬支度をしていた。

炬燵、ストーブ、電気座布団、電気ひざ掛けで、完全武装する冬の訪れを前に、炬燵を出すと、大喜びだったのが、猫だ。

隣(といっても、ガラス戸一枚で、行き来できる二世帯崩れ)に住む姪の飼っている黒猫も、朝5時には起きている母の居る拙宅の茶の間で、ぬくぬくしていた。

そんな冬支度を始める10月だったけれど、今年は、下旬になっても、夏日が出現して、狂い咲きの桜が咲いただの、紅葉が遅すぎる・・・だの・・・自然界のサイクルも狂ってきているようだ。

暑くもなく、寒くもなく・・・20度から23度くらいの気温が一番過ごしやすい。

極端に暑くても、夜間は、24度以下になれば、随分、過ごしやすいと思った夏だった(24度以下に下がらない熱帯夜の夏だった)。

流石に、11月になれば、炬燵開きの時期だろうし、電気、ガス、ガソリン、灯油の値上がりだから、今年の冬は暖かいとよいなぁ・・・と思っている。

因みに、足の冷えの原因である毛細血管の死滅とゴースト血管の発生には、セイロンシナモンを摂取すると改善するそうで、それからとにかく歩くことを増やすと予防になるらしい。

紅葉狩りがてら、森林公園でも歩きに行こうか・・・。

もう少し運動神経がよければ、森林公園隣接の古賀志山にでも登りたいけれど、いかんせん、岩場と鎖をよじ登る?ロッククライミング・ルートらしいので、絶対、無理かな。

せいぜい380メートル級の多気山くらいが限界かも?

 


鳩に関する二題

2024-10-23 22:51:16 | 雷都日記

雨降ったり止んだり。

雨だから・・・と朝寝を決め込んでいたら、新築中の隣家へ建築材料を運び込む音。

今日は作業があるのかな・・・と思っていたら、材料の運び込みだけのよう。

目が覚めてしまったので、珈琲など飲みながら、狭い庭を眺めると、キジバトが一羽、庭を歩き回っている。

窓を開けて縁側に座って、鳩を眺める。

いいよ。ゆっくりしていきな。ベランダに来なければね・・・。

少し小さい感じのするキジバト。もっとも、ベランダに来る鳩と庭に居る鳩では、距離感が違うから、鳩なんてみんな同じ大きさなのだろうけれど。

キジバトは、警戒する様子もなく、水たまりの水を飲んで、暫く庭で休憩していた。

警戒していないってことは、ベランダに飛来してきたヤツとは違うキジバトなのだろうな・・・。

 

今年は、キジバトとの睨みあいの夏だった。

それでも・・・。ハトのフォルムは可愛いと思う。

ふと・・・。

柊(ひいらぎ)をくわえた鳩のブローチが出品されていたので、ポチってしまった。

陶土の鳩。

クリスマス・ヴァージョンのようで。

 

雨なので、今日は、ゆっくり、本でも読もう・・・と思っていたけれど、あっという間に日暮れ。

それでも、静かに過ごせた雨の日。

 


秋が行方不明。

2024-10-22 22:44:55 | 自然・気象

朝方は晴れていたけれど、昼前から急速に雲が湧き出す。お天気下り坂。

夏日。まだ夏の残留。

明日は雨の予報。

日本の四季は、なくなって、二季になってしまうのかも???

長かった暑すぎる夏に、今年の紅葉は、色を失った。色づく前に干からびて、枯れた。今年の紅葉はダメかも・・・???

そんな精彩を失って、足踏み状態の秋。

豊穣・・・というには、お米の値段も上がり、果物も不作で、もう手軽に食べられないような値段。

そのうち・・・夏に雪が降り、冬に熱帯低気圧の襲来があったりするようになるのだろうか?

秋服も楽しめない。秋服だと暑すぎるか、寒すぎたりで。

 

カラリと乾いた少し冷たい空気。

雑木林の落ち葉をカサカサと踏みしめる夜の猫の気配と足音。

旧居宅に居た頃は、居室隣接のクヌギの木から、ポトポトポトン・・・ボトッ、ボトッ・・・と、んぐりの落ちる音がしていたことを思い出す。

今は、街中の生活音ばかりで、心が休まらない。

車と電車の走行音、けたたましい救急車や消防車のサイレン、上空を飛ぶジェット機、ヘリコプター。

聴力が衰えてきた隣家の住人の大声の会話、テレビの音、車のドアの開け閉め音。

早朝深夜の雨戸や門扉の開け閉め音(←うるさいので、新品に替えろや・・・と寝床の中で悪態をつく)。

相変わらず、庭には、キジバト。ベランダに来なければいいや・・・。

隣家新築工事再開したものの・・・???

夏からのストレス。

 

静かな旧居宅が懐かしい。母が居た頃に戻りたい(現状では、もう戻れないし、愚弟家族とは一緒にいるだけで、ストレスだったから、他人の生活音くらいでヘコたれてはいけない・・・)。

 


小春日和には少し早いけれど?/占星術・土星回帰

2024-10-21 21:58:41 | 占術

今秋、一番の冷え込み。朝方の気温10度を割り込む。

日中は、薄曇りながら、穏やかな秋の日。

金木犀馥郁。

小春日和(・・・というにはまだ少し早いか・・・まだ晩秋ではないし)。

秋なのに、春っぽい。

こういう日は、好きだ。

旧居宅に居る頃を思い出して。母と三毛猫の居たあの縁側。

 

西洋占星術では、だいたい30年毎に、土星回帰(サターンリターン)というのがあって、生まれた星座に、土星が還ってくる・・・というもの。土星は、凶星だから、あまりうれしくないコトも起こりうる。

私の最初の土星回帰の年齢には、父が亡くなった。まだ63歳だったから、若いといえば若いうちに亡くなった感も強くて、亡くなる数年前までは、勤めていたから、葬儀が結構、大変だった記憶がある。

子どもの頃から、父よりも母の方が早く亡くなると信じていたので、父が母よりも早くに亡くなった事は、かなり意外ではあった。

亡くなる5年くらい前から、肺癌だったけれど、病院嫌いな父は、放置していて、結局、それが自らの命を縮めたことは否定できないだろう。

飲酒とタバコを止めることはなかった。

私の両親は、とにかく仲が悪くて(仲が悪いというより、母は、父に抵抗できなかった)、私の父が亡くなると、母は、タガが外れたように自由になった。自分の不安定な体調とバカ息子には、悩まされたけれど、それなりに、有意義な30年間の老後だったと思う(私が勝手に思っているだけだけれど)。

そして、私自身の2度目の土星回帰の年に、母が亡くなった。

土星回帰の年に、母が亡くなるのではないか・・・ということを、かなり意識していたのだけれども、土星回帰の年が過ぎても、何事もなかったので、まだもう少し頑張ってくれるかなとかなり安堵していたけれど、2021年の年が明けて、もうすぐ桜が咲いて、母の誕生日迄、1週間・・・という日の寒い朝に、ひとりでサッサと彼岸へ旅立ってしまった。

結構な不意打ち感もあって、現在に至る・・・。

 

私の次の土星回帰迄、私自身は、生存してはいないだろうな・・・なんてことを考えている。

 


寒暖差の激しい秋の日曜日。

2024-10-20 21:33:44 | 自然・気象

北風の強い秋の日。

やっと秋になったのかな・・・と思うけれど、明日朝は、もう冬?らしい・・・という天気予報。

障子に秋の日差しが映って、ああ、秋だな・・・。

数日前に、金木犀今年二度目の開花を確認。

 

夏が半年も続いた今年。

夏は、5月下旬から、既に、夏日の出現が続くようになって、10月は昨日も夏日だった。

そして短命の秋は、足早に去ってしまうのだろうか・・・それとも、季節は繰り下がっていくのか・・・。

10月も後半になれば、寒がりの母などは、もう炬燵とストーブの用意をしていた。

今は、扇風機もまだ、ソコにあったりする。

寒いのもイヤだけれど、寒さは、暑さより対処方法が多いような気がするけれど、エアコンは、暖房の方が、高額で、さらに電気料金、灯油、ガスなどの光熱費の値上がりも予定されているようで、冷房も暖房も使わない唯一の季節である今が・・・もっと長いといいのにな・・・。

夕刻の4時になる前に、もう陽差しは、傾いて、まもなく訪れるであろう冬に向かって、駆け足になってきたような感じもする。

強かった北風も夕刻には収まってくるあたりは、旧居宅に居た頃と同じだけれど、雨や雪、風のルートが違うし、その質も違うような気がする。

これからは、温かいことがうれしい季節に突入なのか、或いは、まだ夏日は出現するのか・・・なかなか予断を許さぬ難しい気候が続いている。

日曜日の早朝に逝ってしまった母なので、日曜日は早く目が覚めてしまっていたのだけれど、今日は、晴れているにも関わらず、遅くまで、眠ってしまった。

だんだん母も遠くなるのかもしれないけれど、未だに、仏壇の写真などみると、死んでしまったようには思えない。

もう一度、逢えたらいいのに。ちゃんとちゃんとお別れしたい・・・そうすれば、諦め?もつくのにな・・・。

・・・障子に透けて明るい秋の日差しのなかで、相変わらず、バカなことを考えている秋の日曜日。

 


ライブビューイング◇劇団新感線バサラオ

2024-10-17 22:43:45 | 演劇・映画

真夏日迄、あともう少し・・・秋が後ずさり???よく晴れて暑い1日。

正午から、高速インター至近のシネマコンプレックスへ。

ライブビューイング・劇団☆新幹線・バサラオを鑑賞。

1年ぶりの新感線。

鎌倉時代。

後醍醐天皇をモデルとした南北朝時代の物語(らしい)。

関東の鎌倉幕府執権・キタタカ(粟根まこと)と京都朝廷のゴノミカド(古田新太)の二大覇権の争いの中、繰り広げられる裏切りと陰謀。

なんとなく・・・新感線の先祖帰り的な作品かな・・・とも思う。

所謂、お得意のピカレスクロマン。

美貌と才知と剣の腕で、二大勢力をかき回すヒュウガ(生田斗真)と同郷のカイリ(中村倫也)。

敵味方入れ替わり、立ち替わり、裏切りと陰謀のハザマで、それぞれの真意は何処に???

アクの強い生田斗真と柔らかく癖のない中村倫也。剛と柔。見た目通り、中村がやや弱い感じは否めない。

狐晴明の時と同様、生田斗真に水をあけられた感ありな気もする(狐晴明のときは、向井理にいいところを持っていかれすぎたような?)けれど、これが、中村倫也の中村倫也流のカイリ役なのかもしれない。

歌、殺陣どちらをとっても中村に軍配が上がるのに・・・???

 

相変わらず、右近健一の歌唱力はものすごいし、古田新太の一瞬で舞台の空気を変えてしまうような存在感は、健在。老齢化する新感線なれども、その底力は計り知れない?

休憩(30分)を含めて4時間の大千穐楽。映画館で、演劇が楽しめる稀有なひととき。

 

 


今頃手にした『新札』

2024-10-16 20:25:25 | 社会・経済

くもりがち。弱い雨パラつくも、気温は夏日近く迄、上昇。

 

先週の土曜日(12日)。初めて、新札の一万円札の現物が私の手元に回ってきた。

かの・・・澁澤栄一翁である。

新札の発行開始が、今年の7月3日で、手にするまで、3カ月強かかった訳で。

最近、現物の紙幣って、あまり使わない。

食料品などは、クレジットカードか、QRコード決済だし、日用品はネット通販が多くて、こちらもクレジットカード決済。

そういえば、その新札を手にした日、映画のあと、市街地にある洋菓子屋さんのランチに出向いた。

ケーキ、焼き菓子、玉子、お米?などの販売をしている店舗で、お菓子を買い求めるお客さんが、ひっきりなしの繁盛な状態だった。

一応、ランチの予約をして出向いたのだけれど、ケーキ類の販売が忙しいらしく、ランチのホールに従業員の姿はなく、ホールの入り口に居たところ、従業員さんに、

『本日のランチは終了なのですが。』

と言われた・・・。

『12時半に予約したのですが。』

と伝えると、

『あっ。承っております。』

と言われ、少し経ってから座席に案内された。

普通なら、予約席には、それなりの準備(ランチマットとかがセットしてあったりして)をしているであろうと思うのだけれど、テーブルには、何もない。

メニューを持ってきた従業員さんが、

『折角、ご予約でご来店いただいたのですが、本日は、メニューの中に売り切れがございまして、ご提供できないものがあります。』

ということで、4つしかないセットメニューのひとつが、SOLD OUT と記されていた。

ソレを目的に来たんだけどな・・・。まあないものは仕方がないけれど。

注文メニューの提供までの待ち時間も長い。

食後のデザートは、忘れられたかのようであった。

メニューは薄味で、素材の良さが感じられたけれど、リピートはないかも・・・???

ただ、やはり洋菓子店なので、デザートは美味しかった。

お会計でもちょっと驚いた。

・・・今時、現金のみ。

かなりな時代錯誤のお店のようで、澁澤栄一、まだ見ぬ津田梅子、北里柴三郎もここでは、健在なのだね・・・などと思ったりで・・・。

 

 


十三夜(2024)

2024-10-15 22:28:07 | 自然・気象

十月半ばなのに、夏日続く・・・。

先月の法事で、使った夏用の喪服を洗う。洗える素材ではないけれど、1か月近くも放置してあったし、クリーニングに出すのも・・・といった感じだったので、ホームクリーニング用の洗剤で、手洗いし、干す。

9月のうちにやっておけばよかったのだけれども、9月は暑いのに、午後から雨の日が多くて、終日、乾いた空気の秋がやっとやってきた来たので、洗濯してみた。

去年の今頃は、もうだいぶ気温が下がってきたけれど、今年は、いつまでも、夏のよう。それでも、秋の宵風には、ほんのりと金木犀の香り(今年二度目の開花かも・・・←未確認ですが・・・)

 

今宵十三夜。今年二度目のお月見の日。

夕餉に、白玉小豆を拵えて、母の仏前と二階東側の窓枠に、お月さまにお供え。

暫くお供えして、あとは私が頂いた。

次は、来月の十日夜(とおかんや)。この頃は、だいぶ冷え込んでくるかな・・・。

 

雷都の十三夜。

切り取られた十三夜の月。

雲が多くなってきた。明日は、お天気下り坂・・・のよう。