昨日(29日)、早朝6時少し過ぎた頃、アイフォンとタブレットから、突然、聞いたこともない大音量が・・・。
『北朝鮮ミサイル通過』の第一報でした。
昨日は、午前1時30分に起床していたので、眠っているところへの大音量ではなかったけれど。
取りあえず、開けていた窓とカーテンを閉め、階下で寝ている家人を起こし、ミサイル飛来の旨を告げたが、よく理解できない(寝起きのうえ、難聴で聞こえない)らしく、通じないので、紙に一筆、
『危険だから、外にでないこと!』
をつたえ、テレビをつける。
画面では、禍々しい赤と黒の文字の構成で、国民保護に関する情報。
願わくば・・・核弾頭など搭載していないこと・・・などを思いました。
暫く、テレビを見ていたけれど、真夏の暑さを取り戻したような朝で、なにやら、私を取り巻く世界は、シン・・・と静まりかえっているように思えました。
・・・もしかすると・・・。
既に、世界は、滅びていて・・・。
私は、意識だけの存在になってしまったのかもしれないな・・・なんてことを思いました。
そして・・・。
あの禍々しい国民保護サイレンなるものは、単なる序章で、これからさき・・・。
このサイレンの鳴った日は、まだ平和だった・・・と思っている(未来の)自分がいるような気がしたのです。
妄想です・・・。
朝っぱらから、あの不快で、恐怖をあおるような音が、都合4回(アイフォンとタブレットから)鳴り響き、通常と違う朝となりました。
この感覚は、6年前の東北関東大震災のときもこんな感じでした。
自分は、何も変わっていないのに、世界が一変してしまった・・・。
それでも・・・今回は、ミサイルが日本の上空を横切って、太平洋に落下した(・・・だけ?)で、夏の終わりの一日は、なんとなく終わってしまいました。
隣国の・・・まだ30歳になったばかりの青年?は、世界を相手に日々、どんな思いでいるのでしょうか?
それとも、もはや・・・何も感じていないのかもしれない・・・。かの国のかの家に生まれたのが、彼の宿命なんでしょうし、一体、何の使命で生まれてきたひとなんでしょうかね・・・別に誰でもよかったのかもしれないし。
愚にもつかないことでした。
それにつけても、あの禍々しいサイレンですが、もう少し、ナントカならないものでしょうか?
もっとも、緊急を知らせるサイレンですから、まったり、平和な感じでは、避難しようとは、思わないでしょうからねぇ・・・???