北風の強い秋の日。
やっと秋になったのかな・・・と思うけれど、明日朝は、もう冬?らしい・・・という天気予報。
障子に秋の日差しが映って、ああ、秋だな・・・。
数日前に、金木犀今年二度目の開花を確認。
夏が半年も続いた今年。
夏は、5月下旬から、既に、夏日の出現が続くようになって、10月は昨日も夏日だった。
そして短命の秋は、足早に去ってしまうのだろうか・・・それとも、季節は繰り下がっていくのか・・・。
10月も後半になれば、寒がりの母などは、もう炬燵とストーブの用意をしていた。
今は、扇風機もまだ、ソコにあったりする。
寒いのもイヤだけれど、寒さは、暑さより対処方法が多いような気がするけれど、エアコンは、暖房の方が、高額で、さらに電気料金、灯油、ガスなどの光熱費の値上がりも予定されているようで、冷房も暖房も使わない唯一の季節である今が・・・もっと長いといいのにな・・・。
夕刻の4時になる前に、もう陽差しは、傾いて、まもなく訪れるであろう冬に向かって、駆け足になってきたような感じもする。
強かった北風も夕刻には収まってくるあたりは、旧居宅に居た頃と同じだけれど、雨や雪、風のルートが違うし、その質も違うような気がする。
これからは、温かいことがうれしい季節に突入なのか、或いは、まだ夏日は出現するのか・・・なかなか予断を許さぬ難しい気候が続いている。
日曜日の早朝に逝ってしまった母なので、日曜日は早く目が覚めてしまっていたのだけれど、今日は、晴れているにも関わらず、遅くまで、眠ってしまった。
だんだん母も遠くなるのかもしれないけれど、未だに、仏壇の写真などみると、死んでしまったようには思えない。
もう一度、逢えたらいいのに。ちゃんとちゃんとお別れしたい・・・そうすれば、諦め?もつくのにな・・・。
・・・障子に透けて明るい秋の日差しのなかで、相変わらず、バカなことを考えている秋の日曜日。