鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

お嬢様は、素麺を茹でない・・・らしい。

2022-07-25 23:10:25 | Weblog

曇りがちでも、最高気温36度超えの猛暑日の週明け。

 

・・・暑いときには、麺類が・・・と思います。

昨日は、素麺だったので、今日は、お蕎麦にしました。

 

大鍋にお湯を沸かし、麺を茹でていると、ふと・・・昔のコトを思い出しました。

親のコネで、子会社に入社した某・女子社員。

自分では、美人だと思っているらしいし、勤務時間中に、マニュキュアをしているのに、何故か、ソレをみて、上長が、注意もしないので、不思議に思っていた次第で。

週に一回の清掃時間には、机を拭く雑巾で、自分の靴を拭いていた・・・きわめつけの馬鹿女でありました。

 

 

猛暑の夏のランチタイムに、オフィスにて、皆で、お弁当を食べていたところ、

その馬鹿女曰く。

『Sさん(しばらく前に退職した課で一番年配の所謂、御局様的な女性。でもこのひとも、御主人のツテで、この子会社に入社したひとでありました)に言われちゃったの。Kちゃん(馬鹿女)は、素麺が食べたいっていうけれど、夏の暑い日に素麺茹でるのって、大変なのよ!って。』

 

・・・つまり、私(馬鹿女)は、素麺すら茹でたことがないお嬢様だって言いたいのかよ?

 

ああ、胸クソ悪い。

心の中で、そう・・・思いました。

 

顔まんまるのアンパンマンみたいな容姿で、衣類は、アフタヌーンティ???とか、ピンクハウス???(ごめんよ。オバさん、そういうブランドって全く分からないから・・・なんか、しまむらさんかと思ってたんだよ。お嬢様が御召になるとさ)だとか・・・で、父親のコネの子会社で、働いた安い給料は、たぶん、そういうブランド?に支払われ、見すぼらしい小さなダイヤモンドのネックレスを、お通夜の席に身に着けてきたり、とにかく、自分は、お嬢様なのだ!というオーラ?をまき散らし、それが、充分に見当違いなので、滑稽なダケだったんですがね。

第一、深窓の御令嬢は、こんなクソ会社で、働いていませんって。

森茉莉でも読んでみなよ。札付きのお嬢様(札付きってのは、不良のコトだけれど、森茉莉に限っては、札がついているお嬢様だったんだ・・・で、納得できる気がするし???ちょっと違うかもしれないけれども・・・)って、こういうもんだよ・・・ってわかるから。

 

このへんの件(くだり)は、数年前、まだ、あの会社に在籍していた頃、この拙なブログに書いたかもしれません。

重複してたら、ごめんなさい。

 

十年以上たって、ふと、夏の麺を茹でていたら、思い出した胸クソ悪い思い出ですが、何時までも忘れないところをみると、或る意味、ものすごいインパクトだったのかもしれません。

この馬鹿女が、私のコトを、

『何で、あんなに地味なの?』

と同僚に言っていた・・・って、後からきいたけれど、別段、ハラも立たなかった。

あんなクソ事務所に、安っぽいブランドの服を着て、小さな見すぼらしいダイヤのネックレスで、お嬢様なんですぅ・・・って???ケっ!!!

言っておくけれど、芸者や芸能人なら、外見にカネをかけてナンボの世界。

この縁故関係で、仕事の出来ないヤツらばかりの事務所で、地味でいてナニが悪い。地味じゃなきゃ、やってられないんだよ・・・なんて思っておりましたしね。

 

あのポンコツお嬢様は、今頃、どうしているでしょうかね?

デキ婚で、相手の男性は、IT企業のナンタラ・・・という触れ込みだったけれど。

こんな女を、女房にしたら、男子百年の不作だわな・・・と、同情した次第で・・・。

 

今日は、夕食に蕎麦をすすりながら、そんな昔のコトを思い出しました。

(蕎麦もやはり、夏に茹でるには、暑いですからね・・・)