終日晴天、蒸し暑い週明け。
最高気温33度。
昨日、転居先へ向かう前に、洗濯物を干していこう・・・と考え、ベランダに出てみるとスズメバチが居て、もしかすると・・・このカンジは・・・5年前のあの悪夢のような・・・???かも・・・と思っている間もなく、ベランダの屋根部分を見てみると・・・。
スズメバチが、団子状になって、巣の設営に励んでいるではないか・・・。
ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!
悪夢復活の瞬間であった。
( ↑ 駆除後翌日の画像:巣の中の蜂は、薬剤散布された状態のまま昇天しています)
前回の記録だと、1時間にあの六角形の巣房を二つか三つ・・・か。
転居先から戻るのは、夕刻以降・・・少なくとも、10時間後くらいになるか、もっと遅れるか・・・。
・・・まだ、あのボール状の外壁は、完成していないところをみると、ここ数日で、我がベランダを移転先に決めたようだ。
・・・季節7月・・・女王蜂が、作った原初巣が、近くにあって、ソコからの移転・・・か・・・。
いづれにせよ・・・現時間帯(午前8時)では、駆除は、難しいし、時間的に無理・・・。
・・・ということで、一旦出かけることにした。
そういえば、この1~2週間・・・雑木林隣接の居室窓から、スズメバチの往来をみていたのに、何故に、気づかなかったのだろうか・・・。
部屋に侵入もされていたのに・・・。
出掛け前に、東西北の軒下をチェックすると、東側に、小さな作りかけの巣があったので、警戒したけれど、こちらな何等かの理由によって、放棄されたもののようである(蜂の出入りがない)。
転居先で、土木工事(・・・といっても、私は、誰でも簡単にできるはずのインパクト・ドライバーすら使えないので、戦力外通告)のチマチマとした雑用を、19時迄手伝って、20時過ぎに戻った。
戻ってみると、営巣中の巣は、小さなお椀を伏せたような半球体迄、設営されていた。
蜂が群がっていて見えないが、育房も一段目くらい迄は、出来ているハズ。
12時間で、この進捗だったか・・・明日だと、完全に球体になってしまうだろう。
ハチの種類は、キイロスズメバチ。5年前と同じ種類だ。
ハチの巣駆除の時間帯としては、たぶんベスト。
朝干した洗濯物を取り込み、ハンガー類を部屋に移動。
5年前に購入して、それから出番なく、キッチンの収納クローゼットの中に仕舞われていた『ハチアブ・ジェット』君を取り出し、巣の下に、45リットルゴミ袋を敷き、その上に、新聞紙を重ねて、養生する。
ハチの巣の規模は、温州ミカンを一回り大きくした状態。
スズメバチ駆除は、防護服など完全武装で取り掛からねばならないけれど、窓から、手だけ出して殺虫剤をスプレーしてすぐ引っ込めば、防御できる。
部屋の灯りで、室内に侵入されるかもしれないが、散布後、窓を閉めてしまえば、これも防御可能か。
頼むぞ!ハチアブ・ジェット君。
目標、斜め上2メートル。
ブシュー!!!
噴霧後、窓を閉めると、蜂の羽音とベランダ床にボトボトを落ちる音。
これで、今晩一晩放置。蜂は絶命しても、毒針付近の筋肉が反応して、刺される恐れがある。
明日は、養生したゴミ袋と新聞紙を撤去すれば、OKなんだけれど・・・。
そして翌朝。
ベランダ床に養生した新聞紙の上に、12匹、巣の中で、絶命した個体2匹の目視を確認。
夕方になったら、片付けよう・・・と思っていたら、戻り蜂が、巣の中に飛び込んでいった。
(殺虫剤と忌避効果をモロともせず?これは、明日も薬剤散布しないとダメかもなぁ・・・・)などと考えていたら、いつの間にか、巣は、も抜けのカラとなっている。
この14匹の中に女王が居なければ、また営巣される可能性もあるだけろうけれど、もうすぐ私は、転居する。
巣はそのままにして、もし絶命しているのならば、女王の鎮魂を祈ろう。
厳しい冬を越え、小さな原初巣を作り、産卵して、十数匹の娘を育て、従えたその力量に・・・。
そして、絶命していないのならば、頑張って、秋まで生き延び、次世代女王を育め・・・と・・・。