さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪笛吹市、倉嶋清次市長への表敬訪問から一日が始まった

2014年04月02日 13時58分38秒 | 金つなぎの会
4月2日(水) 晴

午前8時40分に、ホテルの車で市役所に向かう。
同9時に、笛吹市役所4F市長室に倉嶋清次市長をお訪ね♪、の予定である。

やがて市長室のドアが開き、「ようこそ!」と招き入れてくださった市長の第一声は「えっ、その格好で来られましたか?」、「はい。 これは私たちの正装、がんと闘う戦闘服なのです!」

美味しいモノ珍しいモノには目が無く、愉しいことを見逃さない、でも、高い精神性と患者の哲学を決して忘れない、がんと難病の患者会。

不退転の金つなぎSpiritsが、法被の下には隠されているのだ。

「ほぅ~、うなぎの会?ですか…」
倉嶋市長のひとことで、金つなぎの理念はどこへやら、一同大爆笑となった。

ナニ、はっぴの下に着用したブルゾンの襟で「金」の文字が隠れてしまい、「つ」が「う」に読めてしまったってワケ。

そんななりゆきで、市長との最初の会話は、金継ぎ茶碗の話題から始まった…

この街が好きという理由で、ご一家で移り住み、市内のコンビニの時給800円のレジ係を11年あまり勤められ、市民活動の一員から市長にのぼりつめた倉嶋さん♪

「元職の九州農政局農政部長を隠して市井の一市民として暮らして来られた市長もご立派ですけれど、何より、よそ者の無職の初老の男性を市長に押し上げた笛吹市民の皆さまがご立派!」

うふ。
さくらは、もはや【勝手に笛吹市応援団】なのだ。


                                   

人口7万1337人の行政を司る笛吹市役所の前にタクシーをお願いし、このあと、2月の雪害を受けられたいちご農家を励ましにうかがう。

いま、本館は耐震工事中とのことである。

それにしても、人口8万1700人の名張市の庁舎の大きさ、市内の賑やかさ比べ、同じ苺や葡萄生産を誇る農業市としての彼我の差異が気になった。

笛吹市、まだまだ豊かに大きく、確かに発展していただかなくては!


                                   

市内を流れる第二平等川沿いの桜並木は、満開であった。

この桜みちを、夜桜ロードにしたり、昼間の散歩道にしたり、【古代が静かに眠るまち・笛吹】の活路は、まだまだ多い。

            

「全滅したいちご農家を励ましに!」
【勝手に笛吹市応援団】は、1軒だけ雪害をまぬがれた林農園にタクシーを飛ばす。
娘さんの美鈴さんが、メンテナンスに余念がない。
そのまた娘の美優ちゃんも、春休みとあってママやおばぁちゃんのお手伝い♪

でっかい章姫を、「もうこれ以上はムリ!」というほどにいただいて、この日の昼食は抜き!
あ、昼食は、い・ち・ご!


                         

【この世の桃源郷】を求めての笛吹市入りでもあったけれど、「このところの雪と冷え込みで、桃の開花は例年より10日遅れています」とのことであったが、ほらね、やっぱりね、金つなぎだからね!

林農園からの帰途、道すがらに咲いていました桃の花♪


          

1分咲きから2分咲き、といった具合…
でもね、ほらね。
やっぱりねっ!

          

足湯のしつらえが底こそで目に着いたけれど、JR石和駅前の土産物店野前に、無料の【手湯】が。

がんのほかに、レイノー病患者のあさ子さんが「有難いですぅ」って。
冷え症のさくらも、溢れる手湯であったまって、「うれし♪」

女性の場合、足湯はストッキングが脱げなかったりして、利用しづらいけれど、お湯の溢れる手湯は、清潔でうれしい、お・も・て・な・しだ。






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