さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 夕方、「今日は、何時がOK ? 美味しい落花生が手に入ったから、 熱々を食べていただきたいの」 

2021年10月01日 23時29分33秒 | さくら的非日常の日々
10月1日(金)  晴のち小雨

午前10時。 ご近所のツジ氏の車で八重子さんと3人、谷本整形に行く。
2週間リハビリを休んだだけで、せっかく広がっていた首の可動域が、30度ほど戻ってしまうし、腰椎の5番が変形していて、時に息が詰まるほど痛む。
負けるもんか! かかってらっしゃい‼
心で自分に喝を入れ、筋肉強化は何とかがんばるけれど、いかんせん脊柱管内の椎骨の変形や劣化・老化は、年齢と共に進行していくものらしい。

首と腰の不具合のおかげで、脊柱管(脊椎の骨の内部にある神経や脊髄の通り道)を構成する脊椎は、椎骨とよばれる骨が連結したもので、頭の下から頚椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個連結しており、その下に、仙椎(せんつい)、尾骨が続く、と知った。
さくらの現在は、このうち頸椎の第4、第5と、腰椎の第5が変形して神経を刺激するという、不具合に見舞われている。
今は筋肉の強化とリハビリのおかげで不自由がないほどまでに改善しているけれど、劣化・老化した脊柱管をはじめ、体中のどこに不具合が出来ても不思議でない年齢になった。

【備えよ、常に!】。 ボーイスカウトのモットーが身に染む、秋半ば。
                     ◆
友人のMさんから「今日は、何時ならOK ? 美味しい国産の落花生が手に入ったから、 熱々を食べていただきたいの」と連絡が入った。
この街に来て、初めて友人になった明るく朗らかでしっかりした、同い年の「男前女子♪」

午後6時を約束して、取材を受けている蕗書房(基 佐江里代表)宛ての資料づくり、途中に割り込んできた電話の応対などに、やきもきやきもき。
結局、ヤマト運輸に滑り込んで、明日配達の便に乗せていただき、ほっ!

1時間近くお待たせして、Mさん宅に伺ったら、「ご飯、まだでしょう? 私のおかずで良ければ、ぜひ!」とお誘いいただき、同じメリーウィドウ同士の気楽さで、氣がつけば午後10時を過ぎている。

Mさん、健康的で美味しい夕ご飯をご馳走さまでした。
                         
OGビーフ(軟らかくて美味♪)と豆腐、ほうれん草に、ゴーヤーとピーマンは裏の庭で採れたものだそう。 採れっ採れの野菜が、フライパンの上で、充分に自己主張してくれている。
「膝が痛い? ではこのお手製の椅子をどうぞ」。 老人クラブのサークル活動で、「牛乳の空き箱を張り合わせて作ったの。 重いお尻でも大丈夫よ!」
あはは、うふふ。                         
                        
夕方のヤマト便営業所には、締め切りの午後7時を前に、次々と顧客が出入りされる。
闘病記を上梓した28年前に、この営業所に本を持ち込み、あちこちに発送していただいた。 何かと頼りないこの身を案じて、いつもどなたかが同行してくださった。

その頃からお馴染みになったクロカワさんが、今日もお元気でてきぱきと仕事をこなしておられる。
「あらぁ、お懐かしい! 会えて嬉しいわ」、「おや、今日はひとりなのね」、「そう。バイクで来たの」、「まぁ、氣をつけてよぉ。夜道は危ないからね」。 長くお会いしなかった私たちは、時間を巻き戻すように闊達に話し合った。

心が喜んで、「喜べば 喜びびとが喜んで 喜び連れて 喜びに来る」氣分になった。
幸せである。





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