♪郵便局さん、嵐の中をご苦労さまですぅ！

午後、猛烈な風の中チャイムが立て続けに鳴った。

あわてて玄関のドアを開けたら、「郵便局です、お届け物ですぅ」
ブルーの雨具に身を包んだ男性が雨に打たれておられる。

「早く早く、入って入って！」


　　　　　　　　　　　　

「お届け物です、印鑑をここへ…」
こんな嵐の日にも配達をしてくださるのね、郵便局さん！

ありがとうございます。
気を付けて配達してくださいね。



　　　　　　　

中空の電線と電話線が、今にも千切れそうに風に翻弄されている。
お向かいの屋根に、雨脚がバババ、バと打ちつけられている。

テレビ報道で、各地の８０代、７０代の方々が外で風に煽られるなどして亡くなられたと知った。　でも、なにゆえに、この風雨のなか外に出るのでしょう？

…いけません。
修身斉家！
周囲に迷惑をかけるような生き方をしては、いけません。
合掌しつつ…
自らに、厳しく言い聞かせる。