
10月20日(金) 曇時々雨
午後、新潟から角山優子さんが来られた。
明日から伊賀市文化会館で、日ごろから学んでおられる全国地名研究者の大会に参加されるので、二泊三日の「民宿ひろの」に泊まりたいと、春ごろにオファーがあったのだ。
優子さんは元新潟県庁勤務の公務員で、労働組合の婦人部長を務められた気配り抜群の猛女(もさ)だ。
定年退職後は、日本農業新聞の記者のほか地域の生活改善運動の先頭に立って活動して来られた。
その間に乳がんから肺がん、すい臓がんと経験なされてもひるむことなく、丸山ワクチン、蓮見ワクチンにも積極的に取り組んで、その都度がんを抑え込んで、今、とてもお元気で趣味の地名研究分野の学びに、遠く三重にまで足を延ばされる。
毎日新聞の読者で、当時東京本社の編集部にいらした垂見記者が、平成6年の冬に力強い筆致でまだまだ不安に苛まれていた【余命半年の多重がん患者・さくら♪】の背中を押してくださった大きな記事を読んで、すぐに手紙をくださった、以来の交友で互いに励ましあって生き延び、今日に至っている。
今夜のおもてなしは、麻婆豆腐(牛豚合挽ミンチ、にんじん、ニラ、生姜)、青豆の煮付け(青えんどう、シーチキン、卵)、野菜(トマト、キュウリ)白菜のキムチ、佃煮(青紫蘇、赤紫蘇、えごま)。
長岡➡新潟➡東京で伯母上のお見舞い➡名古屋経由で名張入り、と一日中移動しお疲れの心身に、まずはお風呂を使ってもらって、胃腸に優しい粗食を用意した。
午後7時から始まった夕ご飯は10時まで、優子さんの博識に誘われて盛り上がった。

明日は、「全国地名研究者伊賀大会」の開かれる伊賀市文化会館に、ご近所の歌友・美恵子さんが送迎してくださることになり、本当にありがたい。
名張市から伊賀市、とりわけ当該の会館に行くには、アクセスが本当に不便なのだ。
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