さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 逝かれた美代ちゃんの生花を活け、 豊崎氏の花束をドライフラワーに仕立てる朝

2016年02月04日 23時14分43秒 | さくら的非日常の日々
2月4日(木) 晴

時折は曇り空に覆われる、冬の晴れ日。

午前中は、月末に予定している亡夫の23回忌に備え、会場の手配をし、粗供養の品々を決めたりする。

先日、同窓生方と会食をした「鄙茅(ひなかや)」が、生前の夫が好んで度々立ち寄って購入していた鮎の甘露煮の老舗「うおすけ」さんの経営と知って、精進落としの会場に決めた。

亡夫の喜ぶ顔が浮かぶ♪

うおすけの社長・茶谷明樹(ちゃたに はるき)さんには、松阪市のとみだ整形外科院長・冨田良弘Drにお引き合わせいただいた。

お二方とも、まことに志の高い方々で、冨田Drは、診察室のご自分の椅子と患者さんの椅子が同じ立派な革張り!で知られる、あの先生。 茶谷さんも、慶応元年創業の老舗の主だけに、こだわり抜いた和食レストランを昨年12月に開業なされ、話題を集めておられる。

そんなご縁で、冨田Drを通して2月27日のお座敷を予約していただいた。

ありがたいことであった。

                           ◆

1月末に、生きる意欲をみなぎらせて頑張ってこられた学友にして病友の美代子さんが、すい臓がんの多臓器不全であっけなく逝かれ、ご葬儀のお花を貰って帰り、大きなガラス瓶に活けた。

今日までガラス瓶には、金つなぎの会のクリスマスパーティーで、久しぶりに参加なされた豊崎宏氏から頂戴した真紅のバラの花束が活けられていた。

20周年を祝って20本の美しい薔薇が、かすみ草やグリーンなどと美しい花束に作られてあり、朝ごとに逝友がたの鎮魂と生友がたの安寧をねがって、水替えを心がげてきたものである。

有り難い花束は、60日余りを経た今日もまだ、華麗に咲いている!!
「ありがとう、ありがとう」と言いながら、ドライフラワーに仕立てた。


           

美代ちゃんの遺影を飾った花々のなかで、なるべく華やかな色合いのものを選んでもらってきた。

NTTの電話交換手をスタートに、職場の組合の役員をつとめ、趣味の三味線演奏のほか、ハンドメイドの皮細工や楽々会の陶芸なども、目いっぱい楽しんで逝かれた…

そんな彼女の、明るく朗らかなお姿を偲びたいから!


           

豊崎さん。
お心を長く、ドライフラワーにして喜びますね!

心から、ありがとうございます。

           

夜は、残っていた玄関先の電飾をダンボール箱に収容する。


           

雨の夜にも、曇の日にも、夜から朝までチカチカ灯り続ける、太陽光利用のLED電飾は、このまま年間を通じて【逝者鎮魂・生者安寧 祈念の電飾】として、灯しておく…、と決めた。

玄関先の雨どい1本に巻き付けただけのものだけれど。


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