さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪病老介護が、いよいよ始まる!

2007年05月17日 14時49分25秒 | 病老 Vs 老病介護の日々
                5月17日(木)

昨夜最終の急行で帰宅し、病友のメールに返信し、電話で「眠れない」と訴える病友の話を聞いていたら、自分が眠れなくなっちやった。

…で、午前3時就寝、7時半起床。ねむッ!

実はわたくし、今日から鳥羽へ1泊2日の予定で高校の同窓会だ。
集合地が松阪なので、一足早く妙子ねえさんの様子を見に行くところで…。 ねむっ!

「あらぁ、いらっしゃい~」
姉は、居間でテレビの音量を最大級にして、ご機嫌にくつろいでいる。

挨拶もそこそこに 「テレビの音が大きいねぇ。 ご近所に迷惑よ! 補聴器着けて、音量を下げれば?」 と言ったのが気に入らなかったらしい。 突然、声を荒げた。
「えっ? 補聴器~? 着けてますよ! あんたに言われんかて、ちゃんと着けてますっ」

しまった! 意見がましいことは禁句だったっけ。
「ちゃんと、着けてますよ! 右が35万円、左が35万円!!!  …着けてるのに、聴、こ、え、ないのっ!  …ほんとに、もう~!!!!!」

延々、怒りつづけそうなので、キッチンに行きお昼ご飯の用意を始めたら、そばに来て付きっきりで、「私は大根はナマでは食べないの。 あ、なんでトマトの皮をむくの? 栄養は皮と実の間にあるのに!」 などと、やかましい、やかましい。

自分は、訪問してくれるヘルパーさんを、「いろいろ指図がましいから、うっとうしい…」 と断ってしまうくせに、私に対しては帰るその時まで干渉しづめで。

あげくに、「あ~、今日はなんだか疲れるわ。 …なんでやろ?」 って。

すったもんだのあげくに仲直りして、お土産に持参したお気に入りの胡麻入りシフォンをすこ~し食べて、「おいしー!」 と喜ぶ顔を見ていると、また来てあげよう、と思う。

都合が悪くなると聴こえなくなる便利な耳を持ち、決して呆うけている訳でもないのに頑固に自分のスタイルに拘って生きる姉の我執を知るにつけ、【明日のわが身、いつか行く道】 とも思う。

姉を反面教師に、”やわらかな心” で生きなくては…、と心にタガを嵌める。

このあとも、お茶の入れ方や食器の片付け方などで喧嘩いっぱいして、今から鳥羽へ。
…ふぅ~


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2 コメント

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大変です!! (片田舎のマダム)
2007-05-17 16:05:16
老々が、病老介護、身につまされます。
さくらさん自身お忙しい中での、介護ですから
どうぞご無理なさいませんように!!

 こちら目下、暖かい間は、夜間1度の見回りで良いのですが、2~3年前の冬季、前立腺の調子が良くない時期はどうして~~と思い出すと、昨日今日の事は喜ばねばと思っています。
 痛みの多い時には、痴呆も斑にでていました。でも今はしっかりしすぎるくらいで、・・・・刺激が日々必要でした。愚痴を聞いて頂いたようで、ごめんなさい。どちらが先???と思うのですよ。
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♪ともに歩む覚悟を決めました (さくら)
2007-05-23 00:16:47
マダ~ム♪  こんばんは!
病老介護、言葉にするのは簡単ですけれど、いろいろありそうですね。

未踏の道を好奇心半分で歩みましょう、と自分に言い聞かせています。

でも、私のこの慌しい日々に、たとえ週に1回でも姉を見に言ってあげられる余裕があるかどうか。
時間を作らなくては!

「見る前に跳べ!」
詩人・寺山修司は、良い言葉を残してくれました。

あなたの100分の1ほど、頑張ってみますぅ。
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