4月10日(土) 晴
午前7時半起床。
昨夜が4時就寝だったから、眠気さましに朝風呂をつかい、午前9時過ぎに地域の敬老施設「なごみ」の接遇ボランティアに行く。
格別の催しも予定されていないので、来所者は常連のタナカさん、クロマツ氏、フジサキ氏ほか、ぱらぱらと6人のみ。
もっとも、新型コロナ、ワクチン、名張市運動公園の桜木の話題などで大いに盛り上がった。
「この冨貴の森公園は、地面が湿気を含んでいるから桜木は『いやだ、いやだ』って言うてるよ」、「桜は水が欲しければ、直根を伸ばして自分から水を取りに行くの。 だから上根は乾いた状態で良いのよ」
桜に詳しいフジサキ氏の教えを「そうなのね」と聞いた。
帰途、公園の端に1本だけ花が残っているらしい桜木を見に行った。
ボラ友・踊友のシュズイさんを誘って行った。
「もう、散ってるでしょう? 周りは皆終わってるもの」とシュズイさんが。
でも、近づいてみたら見事な八重紅枝垂れが、まだ枝先には赤い蕾をたくさん着けて、折からの風に揺れている。
平安神宮の八重紅枝垂れ桜を小さくしたような風情で、花の命を終える前に白々と輝き薄紅の蕾を残し、「残っていてくれたのね。ありがとうね♪」
美しいなぁ!
力強いなぁ!
有難いなぁ!
夕ご飯は、長男一家を招いてすき焼き。
「黒毛和牛をいただいたので、ばぁばからは、同じ黒毛和牛の小間切れとOGビーフの切り落としを差し入れ♪」
霜降り肉は、まことに軟らかく美味しく。
有難く頂戴いたしました。
「ばぁばさんは、かかりつけの先生から、『野菜ばかり食べてるね。肉も魚も、カニなんて貴重なたんぱく源だよ』って言われているの」
たまのすき焼きに、いつもの健康談義。
玄関先のシャクナゲが、残りの命を咲ききって間もなく役目を終えるようだ。
4月3日に見つけてから、明日で10日。 その間、毎日玄関を出入りする私に挨拶をしてくれた。
やがてこの世の役目を終えて、はらりはらりと散っていく。
人の死生もまた同じで、ひとはこの世の役目を終えたのち、次の世に向かうのだ。と思う。
たとえ、肉体はこの世から消え去っても、魂は輪廻転生して次の世で思うままの有難い生をいただくことになっている。と思う。
だから。
この世の生を嘆くこともなく、死を悲しむこともないのだ。と思う。
※夫に亡くなられたときは、泣いて嘆いて、呆けたように暮らした一時期もあったのだけれど、ね。
『貸すに時を以てせよ』
・・・そういうことであろうよ。
美味しいお肉いっぱい召し上がって満足しましたか?
キレイなお花を見て、こころ豊かになりましたか?
毎日楽しくお過ごしくださいね😄👍
私もさくら♪さんを全力で応援してますよ~📣💕
空いっぱいに拡がり、上から見守ってくれている
ような枝垂れ桜がおおらかな中にもたおやかな様子
を見せるようなイメージが伝わってくるようです。
こんな小さな花びらが多くの人の心を和ませ
希望や勇気を与えてくれると思うと本当に嬉しいですね。