11月9日(木) 晴
数日来、穏やかな小春日和が続く。
吹く風はあくまでも爽やかに心地よく、大空を眺めては幸福感に満たされている。
けれどもこの1か月、上膊(腕)部の骨の痛みが自覚され、「さては、乳がんの骨転移か?」と内心の恐れが頭をもたげている。
先週、病友宅のご葬儀に参列し、金つなぎ・グループLINEに「S家の【香典ご辞退】に学びます。 ロビ―には金つなぎのギャラリ―を設営し、動画や写真などで皆さまに楽しんでいただきますね」「あ、私は100歳に行きますので、それまであと17年、仲良くよろしくお付き合いくださいませ」と、投稿した。
自らの葬儀の様子をこんな形で公にし、折々に【死生観】の涵養を図っているけれど、それはとりもなおさず心に【骨転移】の恐れを抱いていたからで。
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午前11時にかかりつけの寺田病院整形外科を受診した。
「乳がんからの骨転移かもしれません」、私は病院を受診する場合は、少し大仰に申告するきらいがある。
外来のナースには、「え? 乳がん罹患から30年経ってますよね」と少し呆れられたけれど、国立がんセンターの事例では40年後に、金つなぎの病友の事例では43年後に、それぞれ再発を見ている。
一般に治りやすいとされる乳がんだけれど、長く生体を窺い、思いがけない時に再発・転移の形で顔を出す。
じつに、油断のならない奴!、なのだ。
首と肩のレントゲンを撮っていただき、「骨に異常は見られません。第5、第6頸椎の損傷が原因でしょう。手術をするほどのこともないので、湿布薬で様子を見ましょう。姿勢を良くして生活してください」「え?、自分のレントゲン画像を写メ撮りたい? かまいませんよ、何ならもっと大きくしましょうか?」
てきぱきと外来診療を進めてくださったDrは、がんを病んで30年も経つのに、未だに【再発・転移】を恐れる老婆に、【言葉の元気】をくださった。
明るく闊達な整形外科医・北川太郎先生。 ありがとうございます♪
午後、やっと16㍍の電飾つららを大谷石の塀に取り付けた。
つららと錘用に水を入れたペットボトルが絡まって、手荒くすると切れてしまうし、毎年、無駄に時間を費やす電飾のひとつだ。
難物のつららの取り付けが淡ったので、来る12月1日の点灯式までに、残りのオーナメントを必ず取り付けなくては!
明日も、頑張るっ。
1か月以上、【彼女】にとっては冷涼の過酷な日々が続き、毎日、陽向たに出してやり夜は部屋に取り込むなど、懸命に育てて来たハイビスカス・アフロディーテ。 5輪まで次々に咲いてくれて病友がたに【花の元気情報】をお届してきた。
6輪目はもう、咲けないでしょう、と諦めていたら、3輪、4輪、5輪目の花が、額から落ちることなくしがみつき、5輪目はなんと、枯れた花の中からめしべが元気よく顔を出し、「まだまだ、今からこれから!」と呼びかけてくれる。
今闘病中の皆々さま。
これですよ!
まだまだ、今からこれから。
きっと良くなる、必ず良くなる。
ご一緒に‼
びっくりしました。
胃がんも転移・再発があるので心配ですが、不死身のさくらさんに励まされて今日まで参りました。
大事無くて本当に良かったです。
いつまでも明るく強く前向きなさくらさんでいてくださいね。
暗夜の灯台、夜道のみちしるべ、さくらさんは小生の人生のそんな人だから。
良かった良かった。
それにしても、どこからあなたの元気は湧きだすのでしょうか?
サンケイビルの階段を走り降りておられたあなたの姿を思い出し、ブログを拝読するたびに、元気と勇気をいただきますよ。
祈再見!