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2008.11.21 Yさんの発見

Yさんは、チタン鍋の愛用者ですが、特に、専門家(調理師)としての
立場から、チタン鍋を使用してみて、多くの気付きがある様です。
その中から、幾つか書いてみます。


(1)<「チョコレート菓子」のこと>

チョコレートの菓子につや出しをすることを、テンパリングと言う
そうですが、これが、手間の掛かる作業なのだそうですが、それを、
チタン鍋で行うと、あっと言う間に出来るのだそうです。

又、チョコレートを溶かす時は、鍋を二重にして、湯煎にかけないと
いけないが、チタン鍋の場合は焦げつかないので、湯煎にする必要が
ないため、とても楽にできるそうです。(チタン鍋は焦げ付き易いと
いう最初の現象がいつの間にか、反対になることが不思議です。)


(2)<「卵」のこと>

専門家は、卵を何十個も大量に使うが、卵を溶く作業は、力が必要で
なかなか溶けないが、チタン鍋で溶くと、あっと言う間に溶けるので、
楽だとのことでした。


(3)<グリルの掃除の時>

グリルを使った後、その油汚れを掃除しますが、その時彼女は、スチ
ールタワシを使用します。
しかし、掃除した後、そのスチールタワシがぬるぬるで、とても油臭
くて、洗っても臭いが取れないのが、彼女の悩みでした。

ところが、その臭いスチールタワシで、「チタン鍋を洗って見て!
びっくりするよ。スチールタワシの臭いがすっかり消えているから。」
と言うのです。


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我が家は、油料理が少なく、先日、ガスレンジを取り替えましたが、
グリルは全く使わない状態で、実験出来ないので分りません。
(私は、魚もグリルでは焼かず、全部チタン鍋で焼いています。)

彼女が、調理師学校で習ってきたことで、専門家でも難儀すると言わ
れる手間のかかる作業を、チタン鍋ならば、難無くやれるということ
を、次々と発見していることに、私は、驚きと尊敬を持って注目して
います。

これも、きっと、彼女が、調理師に成り立ての人物だから、出来るの
だと思います。
長年やってきたことは慣れてしまっているので、変更する必要を感じ
ないので、新分野の開拓はなかなか出来ないと思います。
その意味で、まだメジャーで無いチタン鍋料理の研究は、ある意味、
新米調理師ならではの分野かも知れませんね。




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