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2020.12.21 最近の甲山

我が家の玄関を出ると、目の前にこの甲山が見える。
甲山に、日が燦々と当たっている時は、慌てて玄関に戻り、カメラを持って
くるが、日差しは一瞬で代わり、と言うよりも雲が流れて、陽の当たり具合が
変わってしまっていて、残念!悔しい!ということがよくある。




これは、反対に、甲山の後ろの、裏六甲の山々の方に日が射していて、甲山には
日が射していない状況で、甲山がシルエットになっている。
私は、これも結構好きなので、写真を撮っておく。

甲山と言う、狭いポイントにのみ陽が射している状態は、大変珍しい。

15年前の12月5日、私は、今の家に転居した。
なんという奇遇か、その引越の日に、その状況に遭遇した。
もちろん,その時は、それが滅多に無いほどの、嬉しい状況だとは知らなかったが、
それでも、その時、紅葉した甲山に、そこだけ集中的に陽が当たり、真っ赤に
染まっていたことが、自分へのはなむけの様な気がして、どんなに感動したことか。
あの時の感動は、一生忘れないと思う。

その後は、暖冬が続き、山は紅葉が進まないまま、茶色い枯れ山となる年が続き、
滅多に赤くならない。
あの引越の日の、明るい日差しを受けた紅葉の甲山の思い出を、大切に胸に
留めておきたい。
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