高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

暑くなると聴きたくなる音楽?・・・ビーチ・ボーイズ「ドント・ウォリー・ベイビー」

2007年08月13日 18時30分55秒 | ●「ミストラル」BGM曲候補
今日も大変に暑かったです。

暑い時に飲みたくなるのは“ビール”
暑い時に食べたくなるものは“辛いもの”と、

自分の場合にはこうなるのですが、では暑い時に聴きたくなる音楽が、果たしてあるのかなぁ~と考えてみました。(今週はお盆休みの得意先が多く、暇だったもので・・・。)

恐縮するくらい古いんですが、ブライアン・ウィルソンの「ドント・ウォリー・ベイビー」かなー?

ブライアン・ウィルソンと書いたのですが、正確にはアメリカの国民的バンド、ビーチ・ボーイズの1964年の曲になります。

ビーチ・ボーイズと云えば、一般的に日本ではサーフィンミュージックの認識の人が多いでしょうが、実際にはサーフィンミュージックとしてお馴染みの曲は、リーダーであったブライアンが20歳前後の僅かな期間に作った曲が殆どで、むしろ世界的にはそれ以後の66年に作った、コンセプトアルバムのはしりと云われる「ペット・サウンズ」や、「スマイル」が有名です。

この「ドント・ウォリー・ベイビー」は、当時の実力派プロデューサー、フイルスペクターの「ビー・マイ・ベビー」(ロネッツ)に傾倒して作った曲。

ブライアンのファルセットが素晴らしく、暑い夏の海辺にこれ程合う曲はないと思います。

敢えてブライアン・ウィルソンと書いたのは、世界の音楽シーンでブライアンの与えた影響は非常に大きいのですが、日本では一部の人にしか知られてなく、ビートルズに比べて評価が低いのが、個人的に残念なもので・・・。

天才的な音楽才能とナイーブな性格な故、父親やメンバーとの確執、プレッシャーによる薬への逃避、アルバム「スマイル」の挫折など、名曲の生まれた裏側にある数々のドラマは余りにも有名です。

ブライアン、ビーチ・ボーイズ関連の本も結構ありますので、そんな背景を理解しながら彼らの曲を、この夏に聴き直すのも一興かも。

同じブライアンでは「ドント・ウォリー・ベイビー」の他に、バラード曲の「プリーズ・レット・ミー・ワンダー」(65年)などもお薦めです。


コメント
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