高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

誰もやらないことに向かう勇気、“失敗の評価”に見る文化の差。

2007年08月17日 12時47分42秒 | ●若者応援の「ミストラルゼミ」
今日も得意先のお盆休みを利用して、クーラーの効いた部屋に篭もり、オンライン情報の整理です。

これから社会に出る大東生の皆さんの、参考にでもなればと思い、その中から興味深いネタを書いてみます・・・。

脳学者茂木健一郎のNHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」を、まとめたコラムですが、取り上げたマサチューセッツ工科大石井裕教授(51歳)、シリコンバレーのベンチャー企業の技術者・渡辺誠一郎CTO(56歳)に共通した、アメリカと日本の風土差に考えさせられるものがあります。

例えばアメリカでは「誰もやったことがない」に評価がいき、日本では「誰かがやったことの改良」に評価がいく風土のため、イノベーションに差があることに納得するものが。

またシリコンバレーでは失敗した経験があること自体、企業の採用担当やベンチャーキャピタルでは、ひとつのキャリアとして評価するところに、非常に学ぶものがあります。

失敗が評価される仕組みは、広い意味で科学主義で、アメリカでは企業経営もある種の経験科学と捉えてると茂木氏が書いてましたが、別な角度から見て失敗と成功のメリハリの中から学んだ人と、失敗を許さない体質に育った人の答えでは、どちらに夢や共感があるかは明白だと思います。

日本の社会はリスク回避型の前例主義社会で、若い人のダイナミズムや、女性の細やかな感性を活かせる世界は、まだまだ充分でないでしょうが社会に出たら、“出る杭”になって頑張って欲しいものです。

クーラーの効いた部屋で今日も“寒い”ネタでした。

(詳しい内容は 「プロフェッショナル 仕事の流儀」→検索 でどうぞ)



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