高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

女性向けビジネス誌「PINK」の発想を日本に?

2007年08月16日 12時32分18秒 | ●美意識・ファッション・デザイン私的考察
今週はお盆休みの得意先が多く、外出や打合せが少ないので、溜まったメルマガ等の整理に勤しんでいます。

その中で気になったのが、アメリカの女性向けビジネス誌「PINK」の記事。(ひと月前のオンライン情報ですが…)

隔月発行ですが創刊2年で40万人の読者がいるとか。

紹介のコピーが「働く女性はこれまで男性の働き方を真似してきたけど、もっと自然体でいいんじゃない?」(同感)

創刊したのがテレビキャスターと実業家の2人の女性で、創刊理由として「フォーブス、フォーチュンのように、米国にはビジネス誌がたくさんあるけど、すべてが男性向けに書かれているので、自分も含め周りの女性は皆、不満だった」と編集長のキャスター談。

そして、「男性は職場に向かう時には、頭の中は仕事でいっぱいかもしれないけど、女性は違う。仕事はもちろんだが、子供や家族のことや近所付き合いのこと、洋服の組み合わせからその日の夕飯のことまで、生活のすべてを考えている。男性と女性は考え方も働き方も違うのだから、女性のためのビジネス誌が必要だと思っていた」とも言ってます。

考えさせられたのが、“男性は~、頭の中は仕事でいっぱい”の部分。

最近不祥事が多いのは、ひょっとしたら仕事しか考えてない、男性社会の発想の狭さが原因では?なんて思わず考えてしまいました。

面白いデータとしてアメリカの主要企業500社を分析すると、女性幹部が多い企業は、そうでない企業に比べて、株主資本利益率(ROE)が35%も高い結果が出ているそうです。

女性のファッション感覚を含めたバランス感覚が、いかに経営に必要だと云うコトでしょう。

今の仕事を含め女性の発想を活かすことが大事か、再認識させられます。
私も当分は身近な女性(家内)に、逆らうのは止めにしましょう!

当然、次の狙いとして「PINK」は日本での展開も考えているようですが、日本の企業も「PINK」の成功の意味を考え、次の手を打つべきでは・・・。

コメント
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