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山田風太郎さんのミステリー小説

2011年07月06日 | たばこの気持ち


◎ 最近、多作であった山田風太郎さんの小説には駄作がない、と再認識させられています。忍者人気を基礎づけたのも山田風太郎さんでしたが、終戦後の日本を舞台にしたミステリー小説がとてもすごいのです。たばこ好きでも著名な作家ですから、たばこを吸うシーンもよく登場してきます。



◎ 村上春樹さんなどのように、たばも名前を「セブンスター」とか、「ショートホープ」などのブランド名は使っていません。あくまでも「煙草」とか、「タバコ」という字句を用いています。山田風太郎さんは、きっとたばこであればとりあえず何でもいい、と思っていたに違いありません。東日本大震災の被災者に、買えるだけのたばこを買って、スタッフに持参させた宮崎駿さんも本当のたばこ好きだと、改めて思いました。
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