ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

ハナシはつきぬ~梅駆物語

2011-11-12 22:19:23 | 本の少し
ハナシはつきぬ! 笑酔亭梅寿謎解噺 5
クリエーター情報なし
集英社

☆☆

今回は主人公の笑酔亭梅駆が、タレントとして、ちょっとしたギャグでテレビの全国放送で大ブレイク。
芸人は売れてなんぼ。名前を知られてなんぼ、と会社とマネジャーに、
テレビ、ラジオの仕事に追いかけ回される梅駆。
金が入り、素敵なマンションに住まいを移し、高価なバイクまでローンで購入する。
忙しく売れっ子として働く日々が続くが、なぜか落語ができぬ毎日に、苛立つ梅駆。

売れ出して、自称おかんという偽物は来るし、テレビ番組の父親探しでは143名もの候補者が現れる。
最後には、苛立ちの中で、交通事故は起こし、一週間意識無しで、生死を彷徨う。
声が出ないのに、師匠梅寿の噺家生活50周年の記念独演会で、「地獄八景亡者戯」の前半をと、
師匠とのリレー落語を、声が出ないまま高座へ上がる梅駆・・・・・・・・、結果は本にてお楽しみに。

でも、梅駆のお父さんの身上が解る・・・桂竜一という噺家・・・・・弟子はできるし・。

第五巻は当り前ながら、全編通して梅駆物語、「「堀川」「上燗屋」「二番煎じ」「花筏」「狸の化寺」「子ほめ」
そして「地獄八景亡者戯」といつも通りの、演目はあるが、一つひとつでの噺の中身とオチの関係は薄い。

でも、一気に一日で読むぐらい気楽で愉しい落語本。
文庫本の発売はまだまだなので、まずは単行本で・・・・。

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コメント (2)
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