![]() | 上方伝統芸能あんない: 上方歌舞伎・文楽・上方落語・能・狂言・上方講談・浪曲・上方舞 |
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上方伝統芸能のあんないと称して、数珠繋ぎに紹介。
結果興味ある順に並べると、「上方落語」、「講談」、「浪曲」、「文楽」、「上方歌舞伎」
そしてやはり、難しそうで観てないだけに並べられない残りの「能」、「狂言」、「上方舞」でおますな。
吉坊は、落語についての対談で
「落語を聞いているうちに、自分がだんだん寛容になっていくのに気づきました」と。
甚兵衛さんが喜六に仕事を紹介する度に失敗しよる。なのに用もないのに羊羹食うて
茶飲んでまた仕事紹介してもろて、またしくじる。ただ近所に住んでるだけやのに
「心配や」って世話する・それを何回も許してる、普通あかんやん、罰を与えるなり、
したらあかんと言うべきでしょ・・・。師匠に「何で甚兵衛さんはずっと喜六許すんですか」
って。「ああ、そやそや、そやねん、おかしいやろ、こういうもんやってん、昔は」。アハハ「昔は」。
今はそれ、なんとなくわかってるんですよ。ある意味大人なんやって思ったんです。
落語とは、大人で優しい、成熟した芸なんです・・・・と。
ほんま、落語の世界で嬉しいには、基本悪人がいないことですな。
「帯久」、「ねずみ穴」、ぐらいが嫌な人物がでてきて、後味が悪く、
私にとっては、やはり、繰り返して聴きたいとは思わん噺ですな。
まずは、「よせぴっ」で探して、講談の会にでもお伺いしましょうか・・・。
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