夜中にジャムを煮る (新潮文庫) | |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
☆
食べたくない日は、煮干しを齧る、・・・・・そんな料理本があるとは。
食べたくない度合いにもいろいろあって、その処方箋は二つ。
一、舐める。(食べる気がないので舐めるだけ)
二、齧る。 (食べる気はないが、齧るだけ)
舐めるでは、ジャム、蜂蜜、練乳
齧るでは、煮干し。・・うま味、塩味、苦み、えぐみ、甘み。噛めば噛むほどジワリと
深い充実感が訪れる。
あとくるみ、ピスタチオ、アーモンド、ピーナッツのナッツ類、こりこり、かりかり
小刻みに噛めば、頭に、骨に弾みが響く。
このほかの章は、読めば読むほど、料理を作りたくなり休みの日には困ったもので、
ごはん一つでも、電気炊飯器に頼るのではなく、火加減を塩梅しながら炊いてみようと。
早速、先週の日曜日、わたくし目が炊飯鍋を使って、美味しいほかほかごはんに挑戦。、
(今回、土鍋ではなく大阪ガスで貰った炊飯鍋で)
「初めチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いてもふたとるな」、上蓋がガラスなので、
ごはんが炊けるのを見たのは初めて、食べてみて、美味い、旨い、甘味がある。
これは、はまりますな・・・・。
そして、韓国のところでは、手でちぎり、手で混ぜる、手で和える、自分の手、自分の指が頼りだと。
日本でも、母親に握ってもらったおにぎりがおいしい様に、「手の味」というのが
あるようですと。
カラー写真で、こんなものを食べてきた、では、6歳の時の「チキンライス」
15歳の時の「ちらしずし」、18歳の時の「鶏のトマト煮」・・・・ほんと小さい時に食べたもの
で懐かしいものはありますな。・・・・・私の場合は「おじいちゃんシチュー」に「肉の佃煮」
「おかずは無いけれど、案外旨かった玉子とおかかの弁当」
これらは、時々懐かしさで、未だに作っているメニューでおます。
糖尿にならぬよう、量より質を目指しての食事をしたいもんですが・・・。
電気炊飯器に頼らず、ごはんを炊けただけでも、価値ある本でおましたで。
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