ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

一心寺亭・春團治さんで正月

2012-01-03 21:17:48 | 落語
今年も春團治さんの名人芸を、今年は何を聴かせて貰えるのか・・愉しみですな。

満席の一心寺亭


終演後、張り出された演目・・・・文華さん「替り目」とありますが、ご本人の口からは確か「悪酔い」と・・・・・。

一、桂鯛蔵・・・・・・・・・・・・・・・・・「二人ぐせ」

広島出身の鯛蔵さんから見た、大阪のおばちゃん、大阪の印象マクラに・・・。

噺は「二人ぐせ」、小文枝さん風の鼻にかかった声で、ナカナカの出来
今年で九年目、東京でいう二つ目昇進あたりか、やはり安定感といい、楽しませてもらいましたで。

二、桂文華・・・・・・・・・・・・・・・・・「悪酔い(替り目)」

今年は、昨日も仕事で今日で二回目の落語、なかなかこんな年はありません。
昨日は、繁昌亭で楽屋にもお酒があり、帰ってからも差入れで頂いたワインと文タンという焼酎
(ぼんたん酒でいたって甘い)を呑みましたが甘ったるくて、そして今日届いたのがなんと、ぼんたんで、ぼんたん続きですと。
今日は、今の今迄、二日酔い気味でしたが、(両手を上に広げて)今は元気そのものと・・・。

噺は酒飲み上戸から「替り目」、今日の酔いっぷりは、一段と可愛いくて、酔人も楽しんでいるようす、
「お母ちゃんそこに居たんかいな」・・酒のみの「悪酔い」ですと高座を下りる。
いつもなら最後まで演じるのが文華さんの「替り目」、途中で下りたので敢て「悪酔い」と・・・
「替り目の半ばです」とも言わない、こんなところに、一途な文華さんを感じて、好きでおますな。

三、桂小春團治・・・・・・・・・・・・・「茶目八」

適当な太鼓持ちが主人公、手癖の悪い茶目八を凝らしめようと旦那と女将。
まあ、茶目八のじゅんさい振りがおもしろい。
今年は、既に小春団治さんの古典落語が二席、これは貴重な体験ですな。

仲入り

四、喜味家たまご・・・・・・・・・・・「女道楽」

父親の喜味こいしさんのハナシをマクラにうだうだと、
名前は、こいしさんが命名、候補に上がったのが、喜味かしわ、喜味こけこっこ、結局たまごに・・・。
都々逸から最後は、木魚の小さいのを叩きながらのあほだら経で締め。
繁昌亭ができてから、一番需要のあるのが、色もんですな。

五、桂春團治・・・・・・・・・・・・・・・「祝のし」

感激。

私は、2012年1月3日に春團治さんの「祝のし」を聴きました。・・・・・の一言。
お元気でなりよりの、春團治師匠の高座でおました。

一心寺亭
2012年1月3日(火)午後1:00開演
一心寺シアター倶楽部

一、桂鯛蔵・・・・・・・・・・・・・・・・・「二人ぐせ」
二、桂文華・・・・・・・・・・・・・・・・・「悪酔い(替り目)」
三、桂小春團治・・・・・・・・・・・・・「茶目八」
仲入り
四、喜味家たまご・・・・・・・・・・・「女道楽」
五、桂春團治・・・・・・・・・・・・・・・「祝のし」

12-02-10



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