![]() | 出世ミミズ (集英社文庫(日本)) |
クリエーター情報なし | |
集英社 |
☆☆
アーサー・ビナートさんの本。
講談社エッセイ賞受賞作品の「日本語ぽこりぽこり」を読もうと思って、
同時に読んでいて、先に読み終えたのが、この「出世ミミズ」。
中に「ラクゴに寄席て」という落語との出会いについてのエッセイがある。
落語とは習字を通じて出会う。
習字教室の先生のお父さんから「日本のはなしでおもしろいよ」と借りた
カセットがはじまり「目黒の秋刀魚」で初めて笑う。
そして、新宿とか上野だの寄席に足を運ぶようになって、
鈴本の楽屋裏まで御邪魔して、楽しそう。
そして、客席へ回って聴いていると、一朝さんが思い出の「目黒の秋刀魚」を演じ、
落語はやり生に限るなあ、と感じ入った。・・・と。
すべてこの調子、オチがついてくる。
中には、そのオチを言いたさにそのはなしができたのもあり、
ちょっとしたマクラ噺を聴いているような、オチの度にストーンと
心にはまる、アーサー・ビナートさんのエッセイ集でおます。
次は、なぜ「日本語ぽこりぽこり」は読み終えるのが最後になったのか、
を考えてみたいと思います。
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