ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

さりとて、落語家~月亭八方

2014-09-13 05:05:05 | 本の少し
さりとて、落語家 (ヨシモトブックス)
クリエーター情報なし
ワニブックス

☆☆

八方さんが、自ら「なんとなく、やってきて、気がつくと65才」
肩も張らずに、背伸びしての頑張りもなく、それでも今日の位置づけ、立場。

世の中には、グイグイ人を押しのけて上へ上がっていく人もおれば、
人に押され、人に引き上げられ、気が付くといつまにかそれなりの地位に
おあれる方・・・・。

もう少し、落語に目覚めたとあるので、落語への熱意が窺えると期待したのだが、

でも、ご自分の稽古の為の“八聖亭”もつくり、この本では直弟子が五人、
孫弟子が三人と書いていられますが

今や直弟子が、遊方、文都、八光、方正、八斗、方気、八織の七人、
孫弟子が、太遊、天使、秀都、の三人、ご本人入れて、11名のなかなかの一門。

僕はラッキーの連続だったと書かれていますが、
一番の強みは、人が集まってくることと、来た仕事は選ばないこと、
チャンスは誰にでもあるけれど、きっちりとものにしてきた証しでしょうな。

ご自分の人生を漢字一字で表わすと、“流”流れ、流され、がぴったりと
そんな八方師匠に興味ある方、一度、この本をお手にどうぞ・・・・。


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