![]() | 柳家喬太郎 江戸料理 平らげて一席 |
クリエーター情報なし | |
小学館 |
☆☆☆
一つの噺に、喬太郎さんのその噺のアプローチの仕方、そしてその噺の粗筋
最後に“うんちく江戸料理”と称して食べ物に対するウンチクが・・・。
最初、盛りだくさん過ぎて、どれも中途半端で、なかなか進まなかったのが
最後には、題にもなっている江戸料理へのウンチクが一番おもしろくなる。
先週聴いた「延陽伯(たらちね)」にでてくるねぎが「一文字草(ひともじ)」
ニラが「二文字(ふたもじ)」と呼ばれた訳は・・・。
「うな丼」が誕生したのが、文化年間。「神田川本店」が創業して間もない頃。
でもこの老舗の品書きには「うな重」はあっても「うな丼」は昔も今もない、
なぜか・・・・・。
35の噺にまつわる、食のウンチクがあたりまえだが35。
江戸時代の庶民はもとより殿様の食生活までが解かって、
生活感が身近に、そして落語の世界が更に身近に。
何を食べていたのか、食って大事ですよね、
「時うどん(時そば)」の具って、落語では薄いカマボコが一枚ですが・・・
実際は、「しっぽく」で具沢山だったらしい・・・・
今度東京の蕎麦屋に入ったら、「しっぽく」か「おかめ」注文したくなりましたな・・・。
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